最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。当記事を参考に株式取引をした結果損失が発生したとしても、責任は一切取れない点は十二分に留意された。
今回は、今年に作成したブログ記事で取り上げた銘柄の中から株価上昇を達成した事例を取り上げる。
クリングルファーマが新たに2倍化始め、19銘柄が最低10%超え達成
ワイエスフード (3358)
- ネタ:青柳和洋氏の保有割合が20%を突破
- 去年安値167、今年始値343、今年高値577、今年安値332、始値→高値上昇率68%
ワイエスフード<3358>が急伸。昨年来高値を更新し、500円台に乗せる場面があった。
中略
投資事業を手掛けるBlue Goats CAPITALの青柳和洋氏と共同保有者によるYSフード株の保有比率が27.54%から30.06%に上昇したことが前日の取引時間中に明らかとなった。業績の上振れ期待に加え、青柳氏の買い増しを思惑視した資金流入も続き、株高に弾みがついたようだ。
引用:YSフードが昨年来高値を更新、4~12月期最終益は通期計画超過・青柳氏の保有比率3割超える | 株探ニュース2023年02月15日14時08分
クリングルファーマ (4884)
- ネタ:脊髄損傷急性期及び声帯瘢痕が第Ⅲ相実施中
- 去年終値572、今年始値556、今年高値1,338、今年安値511、始値→高値上昇率2.4倍
クリングルファーマ<4884>=上値追い鮮烈。前日に続く急伸となっている。同社は肝細胞増殖因子(HGF)タンパク質を活用した難治性疾患の治療薬の研究開発を行っている。足もとの業績は赤字ながら再生医療分野での独自技術が脚光を浴びており、今月1日には慶応大学と協業で進めている慢性期完全脊髄損傷に対する複合治療に世界で初めて成功したことを発表し、耳目を集めた経緯がある。目先新たな買い材料が出現したわけではないものの、市場では「メッセンジャーRNAのがん治療への応用などの横軸展開や、mRNAに絡むバイオ工場が国内で稼働する状況下にあって、バイオ関連株には思惑が向かいやすい」(準大手証券ストラテジスト)という声がある。また、同社株については株式需給面でも追い風が吹く。外資系経由での貸株調達による空売りが観測されていたが、直近その買い戻しが株価に浮揚力を与えているもようだ。
引用:<動意株・21日>(大引け)=アバール、邦ガス、PAコンサルなど | 株探ニュース2023年02月21日15時04分
セルシード (7776)
- ネタ:国内初の同種軟骨細胞シート(CLS2901C)共同開発の提携候補先との交渉、治験届け出提出に向けて準備、製造販売承認取得を目指す
- 去年終値168、今年始値173、今年高値492、今年安値153、始値→高値上昇率2.84倍
ウェッジホールディングス (2388)
- ネタ:タイ証券取引所に上場する子会社GLの株式取引再開期待
- 去年終値145、今年始値145、今年高値196、今年安値142、始値→高値上昇率35%
ウェッジHD<2388> 181 +11
持分法適用関連会社への控訴認めずとタイの裁判所が決定。引用:前日に動いた銘柄 part1 オークマ、アドバンテスト、ディスコなど | 株探ニュース2023年02月25日07時15分
デコルテ・ホールディングス (7372)
- ネタ:MIXI (2121)及びIBJ (6071)絡みの進展期待
- 去年安値1,088、今年始値1,090、今年高値1,248、今年安値942、始値→高値上昇率14%
<7372> デコルテHD 1155 +127
大幅に反発。23年9月期第1四半期(22年10-12月)の営業利益を前年同期比13.6%増の5.39億円と発表している。フォトウエディングサービスへのニーズの高まりに対応し、多様なプランや新たなサービスを提供したことから撮影単価が上昇した。通期予想は前期比10.4%減の12.33億円で据え置いた。進捗率は43.7%に達しており、第1四半期の好スタートが評価されているようだ。引用:新興市場銘柄ダイジェスト:デコルテHDは大幅に反発、GEIがストップ高 | 株探ニュース2023年02月06日17時04分
Delta-Fly Pharma(デルタフライ) (4598)
- ネタ:DFP-10917が2023年3月期下記に上市予定
- 去年終値1,272、今年始値1,275、今年高値1,504、今年安値990、始値→高値上昇率17%
トラースオンプロダクト(トラースOP) (6696)
- トラースオンプロダクト(トラースOP) (6696)、底値圏だが思惑有り【2023年1月18日(水)】
- 記事作成翌日始値314、今年高値769、上昇率2.4倍
トラースOP <6696> [東証G] 一時 前日もストップ高
引用:本日の【ストップ高/ストップ安】 引け S高= 12 銘柄 S安= 0 銘柄 (2月3日) | 株探ニュース2023年02月03日15時30分
エディア (3935)
- エディア (3935)、NFT材料で月足の雲凸乳【2023年1月26日(木)】
- 記事作成翌日始値677、今年高値948、上昇率40%
このたび、設立する子会社は、海外マーケット向けのクロスメディア展開として、中国国内への IP 及び出版コンテンツ配信及びグッズ販売の強化を目的としており、円滑な中国国内における事業開始を図るために現地法人を設立し、事業進出を行うことといたしました。また、設立にあたり中国国内でのエンターテインメント事業に精通したパートナーである普本(上海)企業管理有限公司(代表:李 钧)からの出資・参画も受けることといたしました。この設立により、既存のライセンスアウトのみならず中国国内拠点を確保することにより同国内及び東アジアにおける IP 及び出版コンテンツのクロスメディア展開を加速させてまいります。
中略
事業開始も 2023 年 5 月を目指すことといたしました。
引用:エディア【3935】2023年02月06日 開示情報 - 中国における子会社設立に関するお知らせ(開示事項の経過)
nms ホールディングス (2162)
- nms ホールディングス (2162)、上方修正を受け初動感【2023年1月30日(月)】
- 記事作成翌日始値305、今年高値524、上昇率71%
nms ホールディングス<2162> 497 +38
人手不足のメリット受ける企業として関心も。引用:前日に動いた銘柄 part2 ファナック、アースインフィニティ、ヤマウHDなど | 株探ニュース2023年02月28日07時32分
- インティメート・マージャー (7072)、広告配信事業を本格的に海外展開【2023年2月1日(水)】
- 記事作成翌日始値1,570、その後高値2,098、上昇率33%
<7072> インテM 1900 +370
一時ストップ高を付け、昨年来高値を更新した。1日に海外の広告配信事業に参入したと発表し、引き続き買い材料視されている。ユーザーのプライバシー保護のため、欧米ではデータ収集・活用規制が強化され、広告配信や効果計測に活用されてきた3rd Party Cookieに代わる対策が求められている。インティメート・マージャーはCookieに依存しないサービスを提供していることから、海外から問い合わせが寄せられているという。引用:新興市場銘柄ダイジェスト:インテMは一時ストップ高を付け昨年来高値を更新、AIAIがストップ高 | 株探ニュース2023年02月02日16時09分
ベストワンドットコム (6577)
- ベストワンドットコム (6577)、過去最高の単月受注額で1年振り株価2,000円復帰【2023年2月2日(木)】
- 記事作成翌日始値2,061、その後高値2,988、上昇率44%
ベストワンドットコム<6577> 2429 +391
「ダイヤモンド・プリンセス」の一部のコースを値下げ。引用:前日に動いた銘柄 part1 ベストワンドットコム、日新電機、ソニーグループなど | 株探ニュース2023年02月06日07時15分
◆義務発生日 保有割合(前回→今回) 保有株数 提出日時
2023/02/08 ― % → 5.06% 68,100 2023/02/15 16:48引用:ベストワンについて、ゴーディアン・キャピタル・シンガポール・プライベート・リミテッドは保有割合が5%を超えたと報告 [大量保有報告書] | 株探ニュース2023年02月15日16時52分
アップコン (5075)
- アップコン (5075)、IPO後大暴落から1.5倍リバ達成【2023年2月2日(木)】
- 記事作成翌日始値1,279、その後高値1,340、上昇率4%
ビープラッツ (4381)
- ビープラッツ (4381)、ソフトバンク (9434)子会社ネタでストップ高【2023年2月7日(火)】
- 記事作成翌日始値1,765、その後高値2,089、上昇率18%
<4381> ビープラッツ 1465 +300
ストップ高。ソフトバンク<9434>子会社のSB C&S(東京都港区)と業務提携に関する合弁契約を締結すると発表している。同社子会社の第三者割当増資引受による合弁会社の組成が前提。合弁会社の名称は「ITplace」(同)で、出資比率はSB C&Sが90%、ビープラッツが10%。提携により、サブスクリプション商材と販売するためのプラットフォームを一体でサービス提供することが可能になるとしている。引用:新興市場銘柄ダイジェスト:GMOリサーチは大幅に3日ぶり反落、ビープラッツがストップ高 | 株探ニュース2023年02月07日16時38分
アイエックス・ナレッジ (9753)
- アイエックス・ナレッジ (9753)、上方修正や増配等を受け上放れ開始【2023年2月7日(火)】
- 記事作成翌日始値948、その後高値1,000、上昇率5%
アイエックス・ナレッジ<9753>はマド開け急伸後の900円近辺のもみ合いをマークしておきたい。同社は金融業界向けで実績の高いSIで、コンサルティングからシステム開発・システム運用に至るまで一気通貫で対応できる強みを有している。国策として動き出した“デジタル円関連”でも商機をつかむ可能性がある。業績は22年3月期営業32%増益に続き、23年3月期も25%増益と2ケタ成長でピーク利益更新が続く見通しにある。
ピアズ (7066)
- ピアズ (7066)、メタバース空間における新たな経済圏の創出を目指す【2023年2月9日(木)】
- 記事作成翌日始値691、その後高値837、上昇率21%
<7066> ピアズ 794 +1
朝高後、値を消す。連結子会社の株式売却完了に伴い、23年9月期第2四半期決算で約1.3億円の特別利益を計上する見込みと発表している。ピアズは1月18日にシステム開発などを手掛けるXERO(東京都港区)をコンサルティング会社のcoLAB.(横浜市)に譲渡すると発表していた。通期業績への影響は現在精査中で、今後開示が可能となった時点で速やかに公表する。現在の通期純損益予想は0.03億-0.65億円の黒字(前期実績は1.01億円の赤字)。引用:新興市場銘柄ダイジェスト:リベロは大幅に続伸、QDレーザがストップ高 | 株探ニュース2023年02月21日16時03分
ストリームメディア (4772)、韓国の芸能事務所HYBEネタでストップ高【2023年2月10日(金)】
- ストリームメディア (4772)、韓国の芸能事務所HYBEネタでストップ高【2023年2月10日(金)】
- 記事作成翌日始値168、その後高値223、上昇率32%
シーズメン(3083)
- シーズメン(3083)、サイフの大量保有報告を受け3日で2.3倍化【2023年2月11日(土)】
- 記事作成翌日始値807、その後高値992、上昇率22%
三井松島ホールディングス (1518)
- 三井松島ホールディングス (1518)、上方修正と増額発表【2023年2月11日(土)】
- 記事作成翌日始値3,465、その後高値4,105、上昇率18%
光陽社 (7946)
- 光陽社 (7946)、黒字浮上・計画超過でチャートは直近底値圏【2023年2月11日(土)】
- 記事作成翌日始値1,558、その後高値1,918、上昇率23%
シライ電子工業(6658)
- シライ電子工業(6658)、上方修正・増配決算を発表【2023年2月12日(日)】
- 記事作成翌日始値640、その後高値844、上昇率31%
ムトー精工 (7927)
- ムトー精工 (7927)、今期経常90%上方修正と配当42円増額【2023年2月12日(日)】
- 記事作成翌日始値914、その後高値1,237、上昇率35%
アルー(7043)
- アルー(7043)、将来的なビジョンとしてアジア人材育成No.1【2023年2月13日(月)】
- 記事作成翌日始値1,145、その後高値1,380、上昇率20%
オーミケンシ(3111)
- オーミケンシ(3111)、特許ネタでストップ高磔獄門の刑【2023年2月19日(日)】
- 記事作成翌日始値462、その後高値580、上昇率25%
イメージ・マジック(7793)
- イメージ・マジック(7793)、ストップ高は目先のイベドリ思惑か【2023年2月25日(土)】
- 記事作成翌日始値1,019、その後高値1,319、上昇率29%
株価が上昇する銘柄を上手く見つければ、資産は自ずと増えて行く
今年始まって2ヶ月だが、新たに複数の銘柄が材料を出して大幅上昇を達成した。
株式投資で1億円を超える資産を築いた個人投資家には、成長株の長期保有で複数の大化け株をものにして資産を拡大させた人が多い。
中略
実は日本株はテンバガーの宝庫だ。
中略
価格が20倍以上に上昇した銘柄の数は405銘柄で、全体の42.8%に達した。テンバガーの4割超は、10倍高の時点で購入しても、そこから2倍高以上が期待できたわけだ。さらに、価格が100倍以上に上昇した銘柄の数は、47銘柄あった(5.0%)。テンバガーの20銘柄に1銘柄は、10倍高の時点から10倍高を目指せたことになる。
中略
3番目のデータは、最安値時点の時価総額だ。50億円未満が654銘柄と全体の69.1%を占めた。時価総額が小さな企業ほど伸びしろが大きい。時価総額の小さい企業の中から、事業の成長性が高い会社の株を探し出すのも、効率的な発掘法になる。
分散投資が大事だといわれますが、運用資産が少ないうちに分散投資をするのは大きな誤りです。分散は資産が5000万円を超えたぐらいからすべきで、1000万円以下の時には、「これだ」と思った1銘柄に資金を全て振り向けるべきです。
引用:億万投資家が対談 株は全力投球で、最初は集中投資も 億万投資家が語る大化け株の攻略法(下)|NIKKEI STYLE2018/3/26