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銘柄考察

オーミケンシ(3111)、特許ネタでストップ高磔獄門の刑【2023年2月19日(日)】

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最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。

今回取り上げる銘柄は、現在東証スタンダード市場に上場しているオーミケンシ(3111)。

過去には短期2倍相場を複数回形成も、直近は上場来安値圏の憂き目

オーミケンシ(3111)の概要は下記の通り。

紡績名門。セルロース、機能性レーヨンに強み。生活創造事業や不動産事業も。

引用:オーミケンシ【3111】株の基本情報|株探(かぶたん)

この銘柄は、チャート(オーミケンシ【3111】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を見ると17年12月の890→1,930や20年1月531→1,065等2倍超え相場を複数回形成した実績が有る。

創業から132年、美と健康を追求しつづけてきた株式会社桃谷順天館(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:桃谷誠一郎)は、創業100年の繊維メーカー オーミケンシ株式会社と、悪玉菌を抑え、美肌菌(善玉菌)の割合を増やす繊維を共同開発。弊社独自の美肌成分「フローラコントローラーFC161」の繊維練り込みは今までに無く、肌トラブルのない美しく潤いのある肌へ導いてくれます。

引用:<世界初!>桃谷順天館×オーミケンシ 悪玉菌を抑え美肌菌の割合を増やす繊維を共同開発 FC161|株式会社桃谷順天館のプレスリリース2017年12月8日 20時18分

オーミケンシ<3111> 854 +150
ウイルス対策関連が一斉高の展開。

引用:前日に動いた銘柄 part2 川本産業、アゼアス、重松製作所など | 個別株 - 株探ニュース2020年01月28日07時32分

<3111> オーミケンシ 457 +80ストップ高。パンクしても一定距離を走れる「ランフラットタイヤ」向けの新素材を開発したと報じられている。開発したのはタイヤの骨格部分「カーカス」に使われる繊維素材であり、同素材によって、パンクしても内部の補強ゴムの力で形状をある程度保つことができるようだ。また、従来の素材に比べ価格は半分程度、製造時に出るCO2の量も5割以上減らせるもよう。事業転換の柱への成長も期待する流れになっている。

引用:リクルートHD、テラスカイ、トレンドマイクロなど/本日の注目個別銘柄 | 財経新聞2020年8月27日 15:44

オーミケンシ<3111> 654 +17
パンクしても一定距離走れるタイヤ素材開発を引き続き材料視。

引用:前日に動いた銘柄 part2 三菱商事、ロコンド、ティアンドエスなど | 個別株 - 株探ニュース2020年09月02日07時32分

その同社は先週金曜日、特許ネタ(オーミケンシ株式会社の特許登録一覧)で動意。

(24)【登録日】2023-02-09 (45)【発行日】2023-02-17 (54)【発明の名称】カーボンナノチューブ含有セルロース繊維およびその製造方法

中略

(73)【特許権者】 【識別番号】000103622 【氏名又は名称】オーミケンシ株式会社 (73)【特許権者】 【識別番号】509006303 【氏名又は名称】豊通マテックス株式会社 (73)【特許権者】 【識別番号】000229117 【氏名又は名称】日本ゼオン株式会社

引用:特許7224256 | 知財ポータル「IP Force」

時価総額 2,947億円

引用:日本ゼオン(ゼオン)【4205】株の基本情報|株探(かぶたん)

資本金 9,000万円(豊田通商100%出資)

引用:豊通マテックス株式会社|会社案内

時価総額 1兆9,827億円

中略

トヨタ系総合商社。金属・自動車に強み。機械・エネルギー・化学品も。アフリカに進出。

引用:豊田通商【8015】株の基本情報|株探(かぶたん)

2020年8月に、パンクをしても一定の距離を走行できるタイヤ向けの新素材を同社が開発したと報じられ、株価が急騰した経緯があった。今回の特許はこの新素材に関連しているとの思惑が広がる格好

引用:オーミケンシがS高、ランフラットタイヤ向け新素材巡る思惑広がる | 株探ニュース2023年02月17日10時56分

先週金曜日の終値382円は時価総額25.2億円で発行済み株式数およそ660万株、時価総額1兆9,827億円を誇る豊田通商(8015)が100%出資する豊通マテックス及び時価総額2,947億円の日本ゼオン絡みの特許ネタでストップ高磔獄門の刑、過去には1ヶ月で2倍化含む大化け相場を複数回形成と潜在的な爆発力は圧巻の一言、最近は低迷気味だが去年10月につけた上場来安値254で一旦の底打寂聴等、現時点では思惑が先走っている感は否めないもののこれから進展次第では月足の一目均衡表雲下限669に凸乳から上限1,148を試す日が訪れるかも知れない。

無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。

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