最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。
今回は、ワイエスフード（ＹＳフード） （3358）について簡易的に考察して株価動向を予想したい。
上場来高値から逆20バガーの大暴落、しかし2018年には1ヶ月で3倍相場形成
ワイエスフード（ＹＳフード） （3358）は現在東証スタンダード市場に所属し、銘柄の概要は下記の通り。
九州地盤の豚骨ラーメン店主体。国内外でFC。空間除菌機や衛生管理支援も。
この銘柄は、チャート（ワイエスフード（ＹＳフード）【3358】の株価チャート｜日足・分足・週足・月足・年足｜株探（かぶたん））を見ると2005年2月につけた上場来高値2,500円から2012年5月には上場来安値124円迄、実に逆20バガーと大暴落した。
しかし、2018年1月には安値270円から833円迄短期で3倍化相場を形成している。
<3358> ワイエスフード 360 +80
ストップ高比例配分。餃子計画との間で業務提携に関する基本合意書を締結したと発表している。餃子計画は大手外食チェーンや総合スーパー向けの餃子の製造・卸業をはじめ、通信販売事業、さらに国内外で餃子専門店「餃々」を運営する外食事業を展開する。17年4月期の売上高は31億4948万円、営業利益は4294万円。今回の業務提携により両社の得意分野や営業拠点、人的資産を活かし、事業の拡大・充実化を進めるという。引用：新興市場銘柄ダイジェスト：串カツ田中がストップ高、レーサムは昨年来高値を更新 | 個別株 - 株探ニュース2018年01月23日15時41分
ワイエスフード<3358> 750 +100
餃子計画との提携が材料。29日急落も5日線水準から切り返す。引用：前日に動いた銘柄 part2：平和紙業、アールエスシー、ラクオリア創薬など | 個別株 - 株探ニュース2018年01月31日07時32分
個人の新規5%超え大量保有報告書提出で動意、展開次第で大相場に発展するか
同社は先月29日の大引け後、個人が新規5%超え大量保有報告書（ＹＳフードについて、江川源氏は保有割合が5％を超えたと報告 [大量保有報告書] | 株探ニュース）を提出。
◆義務発生日 保有割合（前回→今回） 保有株数 提出日時
2022/09/22 ― ％ → 16.47％ 1,000,000 2022/09/29 16:02
（２）【保有目的】純投資
中略
（５）【当該株券等の発行者の発行する株券等に関する最近60日間の取得又は処分の状況】年月日株券等の種類数量割合市場内外取引の別取得又は処分の別単価令和4年9月22日普通株式500,0008.23市場内取得294令和4年9月22日普通株式500,0008.23市場内取得295
不可解なのは、9月22日に単価294と295で100万株を市場内取得となっているが、当日の出来高は34万程で高値は288円。これが一体どういうカラクリで、今後の株価にどの様な影響を及ぼすか。
衛生用品（マスク、オムツ、ナプキンなど）の輸入、販売などを行うＰ＆Ｃ（東京都品川区）の代表取締役である江川源氏
因みに、今年4月1日の大引け後には別件で新規5%超え大量保有報告書（ＹＳフードについて、株式会社SCPは保有割合が5％を超えたと報告 [大量保有報告書] | 株探ニュース）が提出されている。
◆義務発生日 保有割合（前回→今回） 保有株数 提出日時
2022/03/25 ― ％ → 20.58％ 1,250,000 2022/04/01 16:42
（２）【保有目的】純投資
中略
（５）【当該株券等の発行者の発行する株券等に関する最近60日間の取得又は処分の状況】年月日株券等の種類数量割合市場内外取引の別取得又は処分の別単価令和4年3月25日普通株式1,250,00020.58市場外取得295（６）【当該株券等に関する担保契約等重要な契約】ワンアジア証券株式会社より1,250,000株を信用取引により買建てております
今後の株価推移については、金曜日の終値273円は時価総額16.6億円で発行済株式数およそ607万、日足は今年1月28日につけた年安167円で底打寂聴から4月4日には351円迄2.1倍リバ鳥麗子、週足は230～290円のアウトレンジ、月足は473円を上限とした一目均衡表の雲に凸乳しそうな様相、直近で個人が謎の新規5%超え大量保有報告書を提出、過去には1ヶ月で3倍化達成の実績等、展開次第ではマネゲで理外の大相場になるシナリオも十二分に有り得るだろう。
無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。