最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。
今回は、THECOO(ザクー) (4255)について簡易的に考察して株価動向を予想したい。
IPO初値でほぼ寄り天、公開価格から75%オフの大暴落
THECOO(ザクー) (4255)は2021年12月22日(水)、東証マザーズ市場に上場した。現在は東証グロース市場に所属し、銘柄の概要は下記の通り。
ファンコミュニティー・プラットフォームの運営やインフルエンサーマーケティンクなどを手掛ける。
公開価格は7,200円、初値は6,100円、上場来高値は6,400円、上場来安値は1,760円。
THECOO<4255>は公開価格7200円を1100円(15.3%)下回る6100円で初値をつけ終値は5100円。
THECOO<4255> 2648 -42
フォロワーの熱量を数値にしたTwitter解析レポートの提供を開始。
THECOO<4255> 2170 -130
クレイオと音楽やアーティストのIPを活用した
ファンビジネス事業の発展を目的として、業務提携契約を締結。
1,700円台で底打寂聴、メタバース材料も追い風に復活なるか
ただ、その後はチャート(THECOO【4255】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を見ると1,700円台で底打ち寂聴の様相。
ボトム水準に到達したことから、調整一巡感からの仕切り直しの動きが期待されてきそうだ。
そして、先月20日の大引け後にはメタバース材料(THECOO【4255】2022年09月20日 開示情報 - THECOO、「一般社団法人Metaverse Japan(メタバースジャパン)」入会のお知らせ)を豆乳。
当社では今後、MVJが主催する勉強会や会員同士の情報交換を通して、メタバース施策などのWeb3ソリューションの開発、提供を行い、企業価値の向上と事業の推進を図ってまいります。
引用:THECOO【4255】2022年09月20日 開示情報 - THECOO、「一般社団法人Metaverse Japan(メタバースジャパン)」入会のお知らせ
尚、メタバース絡みのネタではアースインフィニティ (7692)やラバブルマーケティンググループ (9254)(ラバブルマーケティンググループ(ラバブル) (9254)の株価は今後どうなるか【2022年7月26日(火)】)が短期給湯相場を演じている。
<7692> Eインフィニティ 1304 +300
ストップ高。一般社団法人メタバース推進協議会へ入会したことを発表。入会を機に、他の会員企業との交流による新たなビジネス機会創出を模索していくことで、メタバース領域への取り組みを行っていくとしている。メタバース関連としてのテーマ性に加えて、契約者数拡大など本業へのシナジーなども期待する動きに。足元1000円レベルでの下げ止まり感も物色機運を高めているようだ。
アースインフィニティ<7692> 1604+300
引き続きメタバース推進協議会への入会を材料視。
コムニコが得意とするSNSマーケティングのノウハウや技術と、ABALが提供するXR技術を融合し、メタバースにおけるマーケティングの実証実験を通じてサービスを開発していく。会社側では、具体的な実証実験を今後半年以内に行うことを当面の目標として活動するとしている。
ラバブルマーケティング<9254> 1470 +235
メタバース空間のマーケティングソリューションの実証実験・共同企画・開発。
今後の株価推移については、今日の終値1,910円は時価総額39.6億円で発行済株式数およそ207万、日足は先月29日につけた上場来安値1,760円で底打寂聴から今日は一時1,927円迄リバ鳥麗子、先月には一般社団法人Metaverse Japan(メタバースジャパン)に入会、直近でメタバース材料を出した発行済株式数が近しく株価水準も同様に上場来安値圏で売り物が枯れていたアースインフィニティ (7692)やラバブルマーケティンググループ (9254)(ラバブルマーケティンググループ(ラバブル) (9254)の株価は今後どうなるか【2022年7月26日(火)】)が短期で大幅上昇の先例等、きっかけ次第で2,000円復帰を皮切りにYH5,530円→初値6,100円→公開価格7,200円の奪還が実現する夢を見られるかも知れない。
無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。