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銘柄考察

ANAP(3189)、上場来初めての債務超過から再起を目指す【2023年11月2日(木)】

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最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。

今回取り上げる銘柄は、ANAP(3189)。

過去には2倍超え相場の実績多数も、今年は上場来安値を更新

ANAP(3189)は現在、東証スタンダード市場に所属している。概要は下記の通り。

若年層中心にエイジレスの女性向けカジュアル衣料の製造販売。ネット販売比率高い。

引用:ANAP【3189】株の基本情報|株探(かぶたん)

この銘柄はチャート(ANAP【3189】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を見ると、これ迄2倍超え相場を複数回形成した実績が有るが、今年10月には上場来安値168円へと大暴落した。

ANAP<3189> 1468 -38
中国最大級のECショップでの販売開始を発表し一時切り返すも。

引用:前日に動いた銘柄 part1:ヨシックス、任天堂、保土谷化学工業など | 個別株 - 株探ニュース2018年05月31日07時15分

<3189> ANAP 1033 +150
ストップ高比例配分。子会社のANAPラボ(東京都港区)がAIを活用して自動的に人物画像・動画を切り抜くシステム「Labpick」を開発したと発表している。ECサイトなどで使用する画像編集でのトリミング作業をAIで自動化し、作業効率を向上させ、人件費の削減につなげる。ネット通販大手のAmazonなどでは背景白抜き画像の提供が求められているとされ、業務効率化に貢献すると見込む。

引用:新興市場銘柄ダイジェスト:DDSは急騰、中村超硬がストップ高 | 個別株 - 株探ニュース2020年06月23日16時18分

<3189> ANAP 422 +80
ストップ高。ZOZO<3092>が運営するZOZOTOWNの中国版「ZOZO」で商品の販売を開始したと発表している。中国版の商品在庫は日本国内の物流センターで管理し、中国から注文が入った商品は同センターから発送する。また、越境ECに関する法律や政策など定められた条件はZOZOグループがクリアする。中国版での販売開始で利益拡大が期待できるとの見方から、買いが殺到しているようだ。

引用:新興市場銘柄ダイジェスト:TKPは大幅に反発、ANAPがストップ高 | 株探ニュース2021年05月28日16時31分

 ANAP<3189>=需給相場の様相呈す。前日まで7連騰で直近2営業日は連日のストップ高に買われた。きょうは値幅制限上方拡大で、通常この価格帯はストップ高が80円高であるが、これを4倍の320円に広げられている。一時272円高まで買われる場面があった。12月9日にメタバース領域に事業参入すると発表し、これを手掛かり材料に翌10日から物色人気が集中した。新興市場はマザーズを中心に需給悪が目立つ状況にあるが、同社株や直近IPO銘柄などが思惑先行で短期筋の資金が集中する傾向にある。同社の株価はきょうのザラ場高値まで3営業日で2.3倍化した。

引用:<動意株・14日>(大引け)=井筒屋、エクストリムなど | 個別株 - 株探ニュース2021年12月14日15時05分

DIPファイナンスで思惑浮上、株価は4日で2.5倍のリバウンド

そんな同社は先月13日の大引け後、決算(ANAP【3189】、前期最終は赤字拡大で下振れ着地・6-8月期(4Q)最終は赤字拡大、今期業績は非開示 | 株探ニュース)と材料(2023.10.13 適時開示 事業再生ADR手続及び株式会社ネットプライスとのDIPファイナンスに係る契約締結に関するお知らせ)を発表。

海外展開

9カ国

成長市場である東南アジア9カ国への海
外展開力。物流から各種手続きの
トータルサポート。

中略

革新的な技術とネットワークを活用した
次世代型ECプラットフォームを目指す

引用:株式会社ネットプライス

ANAP<3189> 276 +56
思惑主導のマネーゲーム。

引用:前日に動いた銘柄 part2 トレードワークス、ビューティ花壇、大和自動車など | 株探ニュース2023年10月20日07時32分

ANAP<3189> 356 +80
マネーゲームが続く形に。

引用:前日に動いた銘柄 part2 ANAP、東京機械製作所、プライムストラテジーなど | 株探ニュース2023年10月23日07時32分

(2)【保有目的】純投資 事業シナジーがあり長期保有のため

中略

(5)【当該株券等の発行者の発行する株券等に関する最近60日間の取得又は処分の状況】年月日株券等の種類数量割合市場内外取引の別取得又は処分の別単価令和5年5月12日普通株式750,00013.70市場外取得356円

引用:大量保有報告書 提出者:株式会社ネットプライス:日経会社情報DIGITAL:日本経済新聞

当社は、本日開催の定時取締役会において、下記のとおり、2023年11月29日開催予定の第32回定時株主総会において付議する取締役候補者を選任しましたので、お知らせいたします。

中略

(2)新任取締役候補者の略歴
氏名
(生年月日) 主な略歴

はやし

ひかる
(1973年4月2日)
2000年8月
2005年12月
2014年7月
2020年4月
AQUAFI COMMUNICATIONZ Ltd. (ニュージーランド)
設立 代表取締役
アールクリエイト有限会社 代表取締役
株式会社トランディア設立 代表取締役(現任)
株式会社ネットプライス執行役員 CTO(現任)

※林光氏が執行役員 CTO を務める株式会社ネットプライスとは、2023年10月13日付「事業再生ADR手続及び株式会社ネットプライスとのDIPファイナンスに係る契約締結に関するお知らせ」にて公表のとおり、事業再生ADR手続のスポンサー企業として事業再生に向けた協議を進めております。

引用:2023.10.20 適時開示 取締役候補者に関するお知らせ

今日大引けの終値331円は時価総額18.1億円で発行済み株式数およそ547万株、上場来初となる債務超過で168円迄大暴落したがネットプライスとのDIPファイナンス契約締結や取得単価356円等が思惑視されて426円迄4日で2.5倍のリバウンド達成、過去には2倍超え相場を幾度も形成した実績が有り着火した際の爆発力は実に秀逸、日足チャートを確認すると動意してから調整局面を挟めど全戻しせず未だ高水準の商いを維持しており且つ1日に10%超えの上昇や下落した際の押し目買い意欲旺盛な状況と市場参加者の注目が相当に継続している様子等、当面は株価が噴いたら利食って下で買い直しのレンジが意識されようが行く行くは何か追加のポジティブ材料が出て400円突破から内容如何では短期で更に倍以上を狙える夢が意外と有るかも知れない。

無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。

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