最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。
今回取り上げる銘柄は、ストレージ王(2997)。
公開価格から一時30%近く上昇も、それからおよそ半値へと大暴落
ストレージ王(2997)は現在、東証グロース市場に所属している。概要は下記の通り。
トランクルームの運営、管理。開発・分譲を展開。土地有効活用・トランクルーム投資も。
この銘柄はチャート(ストレージ王(ストレジ王)【2997】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を見ると、公開価格660円に対してIPO初値756→上場来高値854円をつけたものの、その後上場来安値461円へとおよそ半額近く大暴落した。
東証グロース市場に新規上場したストレージ王<2997>は、午前9時26分に公開価格660円を96円(14.5%)上回る756円で初値をつけた。9時42分に854円に上昇すると、その後は換金売りが優勢となり、結局763円で上場初日の取引を終えた。
引用:モイは一時S高に上昇、ストレージ王は一時急上昇もその後は換金売りが優勢 | 個別株 - 株探ニュース2022年04月27日15時14分
会社設立は10年4月1日。主な事業はトランクルームに関する企画や管理などのプロパティマネジメント業。23年1月期の営業利益予想は前期比24.8%増の1.91億円。開発分譲事業や運営管理事業が堅調に推移し、売上高が6.1%増の32.56億円に増加する見通し。一方、売上原価を4.9%増の27.29億円に抑制することから、利益が拡大すると予想している。
引用:新興市場銘柄ダイジェスト:マクアケはストップ安、Waqooがストップ高 | 個別株 - 株探ニュース2022年04月27日15時59分
熟達の著名個人トレーダーが大株主に名乗り、神風吹いて一相場演じるか要刮目
そんな同社は先月23日、著名個人トレーダーが新規5%超え大量保有報告(ストレジ王について、藤本 茂氏は保有割合が5%を超えたと報告 [大量保有報告書] | 株探ニュース2023年10月23日12時56分)を提出。
◆義務発生日 保有割合(前回→今回) 保有株数 提出日時
2023/09/01 ― % → 5.22% 96,400 2023/10/23 12:53引用:ストレジ王について、藤本 茂氏は保有割合が5%を超えたと報告 [大量保有報告書] | 株探ニュース2023年10月23日12時56分
提出者は80代のデイトレーダーとして知られる藤本茂氏と同姓同名となっており、敏腕投資家が着目した優良銘柄との見方が株式市場に広がったようだ。
◆義務発生日 保有割合(前回→今回) 保有株数 提出日時
2023/09/12 5.22% → 6.54% 120,700 2023/10/24 15:21引用:ストレジ王について、藤本茂氏は保有割合が増加したと報告 [変更報告書] | 株探ニュース2023年10月24日15時26分
<2997> ストレージ王 564 +31
大幅に反発。前日午後に開示された大量保有報告書で、個人投資家の藤本茂氏がストレージ王株9万6400株(保有割合5.22%)を所有していることが5%ルールに基づく変更報告書で明らかになっており、改めて買い材料視されている。保有目的は純投資で、報告義務発生日は9月1日。同報告書によると、藤本氏は市場内で断続的にストレージ王株を取得しており、買い意欲を刺激された向きの資金が入っているようだ。引用:新興市場銘柄ダイジェスト:サンバイオは一時ストップ安、売れるネット広告がストップ高 | 株探ニュース2023年10月24日16時32分
私が生まれたのは1936年、二・二六事件の起こった年で、今年で84歳になりました。株式投資は18歳で始めてもう66年。2002年からネット取引でデイトレードを始め、いまでは取引時間中は日経CNBCの株式の市況放送をつけっぱなしにしながら3枚のモニターで1200銘柄を常時チェックし、1日に130銘柄ほどの売買注文を出しています。
今は岩井コスモ証券のインターネット取引で毎日100回以上の注文をして、月の売買代金も4億円前後ありますが、2002年に66歳でデイトレードを始めたとき、パソコンと呼べるものは証券会社の店頭にあるQUICK端末以外触ったことがありませんでした。ネットについてもほとんど理解がなかったのですが、それでもとりあえず手を出しました。
ブラックマンデーとは、1987年10月19日の月曜日にニューヨーク株式市場で起こった史上最大規模の大暴落を指す。ダウ30種平均の終値は前週末より22.6%下落。翌日にはアジア市場に連鎖し、日経平均株価も3836円48銭安の2万1910円8銭となり、戦後最大となる14.9%の下落幅を記録した。 「ブラックマンデーはあらゆる銘柄がストップ安、ストップ安や。売ろうと思っても売られへん。あのときのことはいまだに鮮明に覚えてる。それでも、株価は立ち直ってきたんや」
中略
株式市場の乱高下を何度も経験してきたがゆえに、「これくらいの下落で機嫌が悪くなることはない。これで心が乱されるようじゃ、まだまだ修業が足りんね」と話す藤本さん。「まぁ配当だけで年4000万円近くあるから、多少減っても生活にはまったく影響ないけどね」とも笑顔で付け加えた。
引用:下落相場こそ買い場…87歳16億円トレーダーの心得「1日で5000万円失っても、株なんてそんなもんや」「ブラックマンデーと比べたらかわいいもんやで」(みんかぶマガジン) - Yahoo!ニュース
荷物を預けるトランクルームの人気が高まっている。季節の衣類や趣味の道具の保管など使い方が多様化し、需要の増加に伴って利用料金も上昇してきた。
今日大引けの終値600円は時価総額11.1億円で発行済み株式数およそ184万株、IPO当月の上場来高値854円から1年近く500円前後で停滞していたが今年9月には小型銘柄物色の波に乗って久方振りの700円復帰、更に先月には80代の著名個人トレーダーが新規5%超え大量保有報告を提出した事が話題となりチャートも上振れ500円台からの明確な脱却が期待出来そうな雰囲気、加えてトランクルームの人気が高まっているとの報道記事から業績的にも伸びる余地有り等、公開価格660円を未だ下回っている今1枚でも買っておいてよもやの大相場に発展する期待を抱いて冬眠ガチホしてみるのも酔狂だろう。
無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。