最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。
今回は、Unipos(ユニポス) (6550)について簡易的に考察して株価動向を予想したい。
Fringe81から社名変更、Sansan (4443)と資本業務提携
Unipos(ユニポス) (6550)は現在東証グロース市場に所属し、銘柄の概要は下記の通り。
ネット広告配信・コンサルから撤退。従業員同士の相互評価サービスUniposに注力。
この銘柄は、去年10月に社名を変更した。
組織を変える行動を増やし組織課題を解決するHRテック事業として「ピアボーナス®︎Unipos」(以下、Unipos)を提供するFringe81株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:田中弦)は、本日10月1日より社名を「Unipos株式会社(前同。以下当社)」に変更。
中略
Uniposのサービス提供を唯一の事業とする企業としてリスタートすることにいたしましました。
引用:Fringe81株式会社がUnipos株式会社に社名変更。新コーポレートミッションは「感情報酬を社会基盤に」 |Unipos のプレスリリース2021年10月1日 10時00分
尚、Sansan (4443)と資本業務提携契約の締結をしている。
「Unipos」が一定規模のサービスに成長した場合には、当社が将来的にFringe81社を連結子会社化し、さらなる相乗効果を追求することを視野に入れています。なお、当社がFringe81社を連結子会社化した後も、Fringe81社の上場は維持する方針です。
引用:Fringe81株式会社との資本業務提携契約の締結並びに 第三者割当増資の引受による優先株式の取得(追加出資)に関するお知らせ | Sansan株式会社IR 2021. 05. 19
<6550> Fringe81 401 +80
ストップ高。Sansan<4443>と資本業務提携契約を再締結すると発表している。コラボレーション改善クラウドのUniposで中長期的にSansanとプロダクト連携することを検討するほか、Sansanの広告配信システムの開発を受託する。Sansanと日本政策投資銀行に対してA種優先株をそれぞれ1900株割り当てる。調達資金の約38億円はUniposの開発投資などに充てる。また、10月1日付で商号を「Unipos」に変更する。
今年3月に上場来安値をつけるも底打寂聴、材料攻勢で捲土重来を果たせるか
同社はチャート(Unipos(ユニポス)【6550】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を見ると、今年3月8日に上場来安値を117円迄安猫。ただ、以降は底打寂聴から反騰の兆しを見せている。
<6550> ユニポス 139 +6
中略
遠藤氏は30年間にわたり100社以上の企業の経営コンサルティングを手掛けたとされ、
中外製薬 (4519)絡みのネタ(お知らせ – Unipos株式会社 | 中外製薬が従業員8,000名規模でUniposを導入~海外関連会社を含めたUnipos最大の導入規模。SDGsへの貢献も同時に実現〜2022.09.26)で急動意。
中外製薬株式会社 上席執行役員人事・EHS推進統括・人事部長・サステナビリティ推進部担当矢野嘉行様コメント
中略
「Unipos」は日常的に感謝・称賛を送り合い、それを国の壁を越えて可視化する環境を実現するサービスであると感じて導入を決定しました。ソーシャルレコグニションプログラムを通して、社内の心理的安全性が高まり、従業員が働きがいを感じ、失敗を恐れずに挑戦する企業風土になっていくことが「自律人財」を増やすために重要であると考え、その効果に期待しています。
引用:お知らせ – Unipos株式会社 | 中外製薬が従業員8,000名規模でUniposを導入~海外関連会社を含めたUnipos最大の導入規模。SDGsへの貢献も同時に実現〜2022.09.26
<6550> ユニポス 174 +43
大幅に反発。中外製薬<4519>がグループ会社を含む従業員8000人規模で従業員同士が称賛のメッセージやインセンティブを送り合うピアボーナスサービス「Unipos」を導入したと発表している。一括導入としては過去最大規模。コミュニケーション活性化による心理的安全性や関係性の向上、イノベーションを生み出す風土の醸成などが狙い。また、利用時に貯まったポイントを社会貢献団体へ寄付し、企業風土改革とともにSDGsを推進する。
更に先週金曜日の大引け後、立て続けに新規の材料(お知らせ – Unipos株式会社 | 三井住友ファイナンス&リース株式会社 従業員(約2,800名)にUniposを導入2022.09.30)を豆乳。
三井住友ファイナンス&リース株式会社常務執行役員 人事部長
岡元 徹 様 コメント中略
Uniposは感謝や称賛が当人同士だけでなく、一緒に働く他のメンバーにも可視化されるという点が最大の特徴だと思います。例えば、所謂“縁の下の力持ち”のような、貢献が表面化しづらい業務を担うメンバーの努力や活躍が、多くのメンバーの目に留まることになります。
表面化しづらい活躍にスポットライトが当たる様子をトライアル導入から1年半見続け、私自身知らなかった活躍を知ることができていると実感しています。また、私自身もUniposを利用し始め、感謝や称賛を強く意識するようになったことで、人の良い部分に目がいくようになりました。
感謝・称賛が飛び交う職場を作ることが、『社員のチャレンジと成長を応援する』企業風土を醸成する第一歩だと捉え、Uniposを率先して活用していこうと思います。引用:お知らせ – Unipos株式会社 | 三井住友ファイナンス&リース株式会社 従業員(約2,800名)にUniposを導入2022.09.30
因みに、同社は三井住友フィナンシャルグループ (8316)と住友商事 (8053)が主要株主。
2018年度にはリース事業の再編を実施、三井住友フィナンシャルグループと住友商事双方の持分法適用関連会社となり、事業領域は大きく広がった。
今後の株価推移については、金曜日の終値156円は時価総額20.2億円で発行済株式数およそ1,296万、日足は今年3月8日につけた上場来安値17円から先月28年の219円迄100円超えリバ鳥麗子達成、週足は20年12月4日以来の一目均衡表雲に一時凸乳、月足は上場来となる4,800万に迫る大商い、過去には時価総額1,584億円のSansan (4443)と将来的に連結子会社化の含みを持たせる資本業務提携、時価総額6兆883億円の中外製薬 (4519)や三井住友ファイナンス&リース株式会社が導入すると言う事はこれからも何処かの大手企業なりが追随する可能性は当然に考えられ、展開次第ではYH229円突破は当然としてそこから更に行く行く2倍3倍の捲土重来相場を形成する世界線が訪れるかも知れない。
無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。