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銘柄考察

アルー(7043)、将来的なビジョンとしてアジア人材育成No.1【2023年2月13日(月)】

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最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。

今回取り上げる銘柄は、現在東証グロース市場に上場しているアルー(7043)。

公開価格1,370→上場来高値2,235→上場来安値500に大暴落→1,983円の大暴騰

アルー(7043)の概要は下記の通り。

法人向けに管理職講座や英会話など人材育成事業。海外派遣研修に強み。

引用:アルー【7043】株の基本情報|株探(かぶたん)

この銘柄は、2018年12月11日(火)に東証マザーズ市場に新規上場(IPO)した。公開価格1,370円、初値2,010、上場来高値2,235、上場来安値500円。

<7043> アルー 1705 -
公開価格(1370円)を46.7%上回る2010円で初値を付けた。設立は03年10月。事業内容は人材育成データ・機械学習技術等を活用した社会人向け教育サービスの提供。18年12月期の営業利益予想は前期比27.0%増の1.80億円。第3四半期累計の実績は1.76億円で、進捗率は97.8%に達している。法人向けサービス及び個人向けサービスともに順調に推移しており、利益拡大に寄与する見通し。

引用:新興市場銘柄ダイジェスト:リボミックが大幅反発、シルバーライフはストップ高 | 個別株 - 株探ニュース2018年12月11日15時21分

チャート(アルー【7043】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を見ると、18年12月につけた上場来高値2,235→20年3月の上場来安値500円へと大暴落したが、その後21年2月には1,983円迄4倍近い大暴騰を達成した過去が有る。

20年12月期の連結経常損益は2.1億円の赤字(前の期は1.6億円の黒字)に転落したが、21年12月期は2.2億円の黒字に急浮上を見込み

引用:アルー【7043】、今期経常は黒字浮上で2期ぶり最高益、2期ぶり7円で復配へ | 決算速報 - 株探ニュース2021年02月12日15時30分

その同社は、先週9日の大引け後に決算(アルー【7043】、今期経常は16%増益へ | 株探ニュース2023年02月09日16時00分)を発表。

 売上高は同18.2%増の32億7700万円を見込む。新規顧客開拓に加え、クラウド型eラーニングシステム「etudes」への積極投資による売上高の伸びを優先するとしている。

引用:アルーはS高、etudesの伸び見込み23年12月期営業益予想17%増 | 株探ニュース2023年02月10日09時37分

<7043> アルー 1067 +150
ストップ高。23年12月期の営業利益予想を前期比17.0%増の2.70億円と発表している。研修のオンライン化定着で原価率を低減するほか、通勤費や営業目的での活動費用の圧縮を図り、増益に転換する見通し。同時に発表した22年12月期の営業利益は17.1%減の2.30億円で着地した。法人向け教育やクラウド型eラーニングシステムが伸びたものの、人件費や広告宣伝費などが増加したことが響いた。

引用:新興市場銘柄ダイジェスト:WASHハウスは大幅に3日ぶり反発、アルーがストップ高 | 株探ニュース2023年02月10日15時57分

■ご質問と回答
◆アルーのビジョンとして、「アジア人材育成 No.1 となる、事業創造と人づくりで継続成長するグローバル企業」と掲げているが、どの程度の売上規模を想定しているか
将来的なビジョンとしてアジア人材育成 No.1 と掲げておりますが、その規模は売上高で数百億円、現在の当社の約 10倍程度と認識しております。
◆2022 年 12 月期の営業活動を踏まえ、中期経営計画の目標への確度はどの程度を想定しているか
法人向け教育事業につきましては、新規顧客開拓を重要なポイントとしてとらえております。こちらについては人員強化やマーケティングツールの導入等の投資が功を奏し、22.4Q 会計期間において 23 社の開拓ができました。
etudes 事業につきましては、ASP 売上を重要なポイントとしてとらえております。ASP 売上は社数の開拓と解約率が低く抑えられていることに牽引され、2022 年は計画を上回る結果となりました。
意図していたとおり投資の効果が出ており、計画は達成できる見込みであると考えております。
◆シナジーを生むような大手企業との提携は検討しているか
大手企業との提携は非常に有益であり、当社としても望ましいと考えております。例として、etudes 事業は中小企業顧客への拡大を計画していることから、そのような顧客にネットワークを持つ大手企業とのアライアンスは十分考えられます。
◆株主還元・株価対策として、増配や自己株式の取得について検討しているか
株主還元は重要な経営課題と捉えており、増配や自己株式の取得も施策として常に選択肢に入れております。
株主還元は様々な方法が考えられますが、株主様から最も期待されていることは、事業の成長をスピードアップし、より企業価値を高めていくことで株価に反映されることであると考えております。安定的で継続的な配当も重要であるととらえており、2022 年 12 月期は 7 円の配当を計画しております。
上記施策と並行し、増配や自己株式の取得も選択肢として持ち続けており、タイミングや方法について経営陣で検討しております。

引用:2023年02月09日 お知らせ 2022年12月期通期 ~決算説明会の動画及びみなさまからのご質問と回答について~ (292KB)

今日の終値1,167円は時価総額29.8億円で発行済み株式数およそ255万株且つ配当利回り0.60、最新決算で今期経常は16%増益、将来的なビジョンとしてアジア人材育成No.1と掲げておりその規模は現在の売上高から約10倍、公開価格1,370→上場来高値2,235→上場来安値500に大暴落→1,983円の大暴騰で特筆に値するダイナミックさ等、将来的に行く行く新高値を獲るに値するポテンシャルが有ると思うならば今の株価水準は何処で買っても誤差と言う事になる。

無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。

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