最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。
今回取り上げる銘柄は、現在東証スタンダード市場に上場しているアイエックス・ナレッジ (9753)。
上場来安値からテンバガー超え達成、2年振りの1,000円台復帰を伺う状況
アイエックス・ナレッジ (9753)の概要は下記の通り。
独立系システム開発会社。コンサルから開発・保守・運用まで一貫。金融系に強み。
この銘柄は、チャート(アイエックス・ナレッジ(IXナレッジ)【9753】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を見ると、2009年3月112→18年5月1,389とテンバガー超えを達成した。
一時9.5%を超える上昇で1365円まで買われ、新値街道を走る展開。
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金融向けシステム開発を手掛け、メガバンクを取引先に持つ同社の業績拡大思惑が株価を突き上げる状況
その同社は昨日の大引け後、上方修正と配当増額(アイエックス・ナレッジ【9753】、今期経常を11%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額 | 株探ニュース)含む複数の材料を発表。
コンサルティング及びシステムインテグレーションサービスは、金融機関や資産運用事業者、大手ベンダー経由の開発案件が拡大し、前年同期と比べて売上高は増加した。
システムマネージメントサービスは、大手ベンダー経由のシステム運用・保守案件や基盤・環境構築案件の拡大により、売上高は増加した。
アイエックス・ナレッジ<9753> 901 +90
業績・配当予想を引き上げ。引用:前日に動いた銘柄 part2 アドバンテスト、SCREEN、TDSEなど | 株探ニュース2023年02月02日07時32分
消却前の発行済株式総数の3.57%である400,000株を消却する。
アイエックス・ナレッジ<9753>は31日、シーアンドエーコンピューター(東京都江東区)の株式取得に関する株式譲渡契約を締結し、子会社化することを決定したと発表した。
引用:アイエックス・ナレッジ---シーアンドエーコンピューターの株式取得(子会社化)を発表 | 株探ニュース2023年02月02日16時22分
1月下旬から本格化している22年10-12月期決算発表は今週から佳境に入る。本特集では、2日までに発表された決算の中から、10-12月期に過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益成長が“青天井”状況になっている銘柄にスポットライトを当てた。
中略
┌─ 四半期 経常利益 ─┐ ┌── 通期 経常利益 ──┐ 予想
コード 銘柄名 上振れ率 10-12月 過去最高 上振れ率 今期予想 過去最高 PER中略
<9753> IXナレッジ 24.4 540 434 21.0 1492 1233 8.8
引用:利益成長【青天井】銘柄リスト 〔第1弾〕 28社選出 <成長株特集> | 株探ニュース2023年02月05日19時30分
決算跨(また)ぎの銘柄で勝負する決算プレーにとどまらず、好決算発表後に頑強な動きを示している銘柄には、それなりに買いが集まりやすい地合いで、相場の足腰は強い。
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個別株では既に好決算発表済みの銘柄で、チャート妙味の感じられるものに照準を絞っていきたい。チャート妙味にもいろいろあるが、モメンタム重視であれば順張りスタイルで、例えば急伸後に目先筋の利食いを吸収している銘柄が狙い目となる。
アイエックス・ナレッジ<9753>はマド開け急伸後の900円近辺のもみ合いをマークしておきたい。同社は金融業界向けで実績の高いSIで、コンサルティングからシステム開発・システム運用に至るまで一気通貫で対応できる強みを有している。国策として動き出した“デジタル円関連”でも商機をつかむ可能性がある。業績は22年3月期営業32%増益に続き、23年3月期も25%増益と2ケタ成長でピーク利益更新が続く見通しにある。
今日の終値943円は時価総額106億円で発行済み株式数1,120万株且つ配当利回り3.18%、最新決算は上方修正・配当増額・自己株式消却・子会社化の複数ネタ攻勢で大幅高の異彩で今日つけたYH945円は21年2月以来2年振りの高水準、過去には上場来安値からテンバガー超えの実績、株価が上がれば値幅のキャピタルゲインと下がれば配当のインカムゲイン両面で美味みが発生する事例は複数銘柄(リリカラ (9827)の株価は今後どうなるか【2022年5月7日(土)】)(アルマード(アルマ) (4932)の株価は今後どうなるか【2022年8月19日(金)】)(マミヤ・オーピー(マミヤOP) (7991)の株価は今後どうなるか【2022年8月26日(金)】)で実証済み等、行く行く悲願の1,000円台復帰から展開次第では18年5月につけた1,389がターゲットと成り得る日が訪れるかも知れない。
無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。