最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。
今回取り上げる銘柄は、現在東証スタンダード市場に上場しているシライ電子工業（6658）。
過去にテンバガー含む数倍化を複数回達成、17年11月の高値を試せるか
シライ電子工業（6658）の概要は下記の通り。
プリント配線板専業中堅。両面・低多層が主体。開発・供給一貫体制。
この銘柄は、チャート（シライ電子工業（シライ電子）【6658】の株価チャート｜日足・分足・週足・月足・年足｜株探（かぶたん））を見ると11年3月につけた上場来安値66→17年9月920の13.9倍化始め数倍化を複数回達成した実績が有る。
前日まで３日連続のストップ高
中略
依然としてＰＥＲに割高感は乏しく、株式需給面では長期トレンドの上値のフシとなっていた４００円ラインを大きく上抜いてきたことで、真空地帯を駆け上がる展開に。
引用：シライ電子はきょうもＳ高カイ気配、ポケモノミクス穴株で大相場入り | 個別株 - 株探ニュース2016年07月22日09時59分
シライ電子工業<6658>が反発、一時２２円高の７２０円まで買われた
引用：シライ電子やホシデンなど買われる、任天堂の年末商戦期待で投機資金攻勢 | 個別株 - 株探ニュース2017年11月27日13時54分
その同社は一昨日金曜日の大引け後、決算（シライ電子工業【6658】、今期経常を41％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額 | 決算速報 - 株探ニュース2023年02月10日15時00分）を発表。
当社主力のプリント配線板事業におきましては、顧客への納期対応や品質水準で顧客の期待を超えて対応し信頼を積み重ねることで、国内外の販売が堅調に推移いたしました。また、従来から実施している経営構造改革による全社的な意思決定の迅速化と、経営資源の再配分により筋肉質な経営体質に転換を図っております。
引用：シライ電子【6658】2023年02月10日 開示情報 - 2023年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
同時に発表した第３四半期累計（２２年４～１２月）決算は、売上高２６４億２９００万円（前年同期比２６．４％増）、営業利益２３億６４００万円（同２．１倍）、純利益１８億８１００万円（同６７．７％増）だった。
１）本日（2月10日）引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【シライ電子 <6658> [東証Ｓ]】 ★今期経常を41％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額
◆23年3月期の連結経常利益を従来予想の17億円→24億円に41.2％上方修正。増益率が15.2％増→62.6％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は昨年11月に続き、3回目。カーエレクトロニクス関連を中心にプリント配線板の受注が伸び、売上高が計画を上回ることが寄与。生産効率の向上による原価低減や固定費の圧縮なども利益を押し上げる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→20円(前期は10円)に大幅増額修正した。引用：★本日の【イチオシ決算】 シライ電子、三井松島ＨＤ、Ｔ＆Ｇニーズ (2月10日) | 株探ニュース2023年02月10日19時36分
昨日の終値540円は時価総額75.5億円で発行済み株式数およそ1,397万株且つ配当利回り3.70％、一昨日発表の上方修正と増配を受け夜間PTSは一時631迄16%上昇、過去には上場来安値66→920の13.9倍化始め数倍相場を複数回達成しておりやる時は相当ハッスルする地力等、直近月足の一目均衡表雲上限530辺りで揉み合う状況が続いていたが去年と一昨年でダブルトップ630円処を明確に上抜けた暁には17年11月につけた920円が市場参加者の間でターゲットプライスとして意識されて来るかも知れない。
無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。