最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。
今回取り上げる銘柄は、現在東証スタンダード市場に上場しているミナトホールディングス (6862)。
野心的な中期経営計画が好感され動意、実現して大化け果たせるか
ミナトホールディングス (6862)の概要は下記の通り。
産業用メモリ、ATM用タッチパネル、プログラム移植装置が主力。M&Aで業容拡大。
この銘柄は、先月26日大引け後に発表した中期経営計画(ミナトHD【6862】2023年01月26日 開示情報 - 中期経営計画2027策定のお知らせ)を発端に動意。
ミナトホールディングス<6862>=ストップ高。同社は26日取引終了後、23年3月期から27年3月期までの中期経営計画を発表、最終年度となる27年3月期に売上高480億円(前期実績は245億7800万円)、営業利益25億円(同7億8300万円)を目指す。またROEは15%以上、自己資本比率は30%以上を目標に置いている。この野心的な経営計画を評価する買いが集中した。時価予想PERが8倍台でPBR0.8倍前後と現状でも割安感が強いだけに、株価の水準訂正余地に着目した投資資金を誘導している。
引用:<動意株・27日>(大引け)=技研HD、邦ガス、ナノキャリアなど | 株探ニュース2023年01月27日15時04分
ミナトHD<6862> 594 +71
中国のコミュニケーションデバイスメーカーの取扱を開始。引用:前日に動いた銘柄 part2 SMC、兼松サステック、M&A総合研究所など | 株探ニュース2023年01月31日07時32分
4月から受注を開始する予定だとしており、期待感が高まるかたちとなっているようだ。
中略
また、ミナト・アドバンスト・テクノロジーズは工場内の自動化に伴い、UFS対応のデバイスプログラマを用いたオートハンドラ(複数のデバイスプログラマが搭載できる大型の自動搬送システム)の開発準備も進めているという。
引用:ミナトHDは5日ぶり反発、グループ会社がUFS対応デバイスプログラマを開発 | 株探ニュース2023年02月06日09時40分
その同社は一昨日金曜日の大引け後、(ミナトホールディングス【6862】、今期経常を42%上方修正 | 決算速報 - 株探ニュース2023年02月10日15時00分)を発表。
ミナトHD <6862> [東証S] ★今期経常を42%上方修正
◆23年3月期の連結経常利益を従来予想の5億2000万円→7億4000万円に42.3%上方修正。減益率が33.4%減→5.2%減に縮小する見通しとなった。利益率の高い自社ブランドの産業用途向けメモリーモジュールの受注が堅調だったことに加え、ROM書き込みサービスやデバイスプログラマ関連製品の販売、システム開発の技術支援型案件が好調に推移していることが要因。引用:★本日の【イチオシ決算】 シライ電子、三井松島HD、T&Gニーズ (2月10日) | 株探ニュース2023年02月10日19時36分
一昨日の終値537円は時価総額42.0億円で発行済み株式数およそ782万株且つ配当利回り1.77%、一昨日発表の今期経常42%上方修正を受け夜間PTSは一時574.5迄6.9%上昇、先月に開示した野心的な中期経営計画が好感され一時は20年9月以来の600円台復帰等、配当も出る事だしあわよくば大化け期待で長期間ガチホし続けてみるのも立派な選択肢と言えるだろう。
無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。