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銘柄考察

リックソフト (4429)の株価は今後どうなるか【2022年7月22日(金)】

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最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。

今回は、リックソフト (4429)について簡易的に考察して株価動向を予想したい。

初値は公開価格2倍超え、その後更に1万円突破から4倍達成

リックソフト (4429)は2019年2月26日(火)、東証マザーズに新規上場(IPO)した。現在は東証グロース市場に属し、銘柄の概要は下記の通り。

豪アトラシアン社製プロジェクト管理ツールなどのライセンス販売や顧客の導入支援。

引用:リックソフト【4429】株の基本情報|株探(かぶたん)

公開価格は4,000円、初値は9,050円、上場来高値は18,650円。尚、その後2→1の株式分割(株式分割及び定款の一部変更に関するお知らせ)を実施している。

<4429> リックソフト 10300 -
公開価格の約2.3倍となる9050円で初値を付けた。26日に上場したが、買い注文が殺到し、取引が成立していなかった。事業内容はソフトウエアのライセンス販売と導入支援、クラウドサービス・トレーニングなど。19年2月期の営業利益予想は前期比98.4%増の2.59億円。ライセンス&SIサービス業務やクラウドサービス事業が伸長する見込み。第3四半期累計の実績は2.44億円で、進捗率は94.2%。

引用:新興市場銘柄ダイジェスト:GA TECHが大幅反発、リックソフトは高値引け | マーケット速報 | 企業情報FISCO

 リックソフト<4429>が一時560円高の1万8350円まで上昇、今月6日につけた上場来高値を更新した。

中略

企業のクラウド投資の流れにも対応した製品戦略にも余念がなく、今後についても成長期待が強い。

引用:リックソフトが上場来高値更新、アジャイル開発で需要取り込み進む | 個別株 - 株探ニュース

2019年8月31日(土曜日)を基準日(同日は株主名簿管理人の休業日につき、実質的には2019年8月30日(金曜日))として、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有普通株式1株につき、2株の割合をもって分割いたします。

引用:株式分割及び定款の一部変更に関するお知らせ

しかし、株価はその後低迷し、今年1月25日には上場来安値を1,408円迄安猫した。

最新決算が好感されマド開け大幅上昇、数日前には新規大量保有報告も提出

同社は、今月15日の大引け後に決算(リックソフト【4429】、3-5月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地 | 株探ニュース)を発表。すると翌日の株価は、前日終値1,436円に対して終日ストップ高1,736円で磔獄門の刑。翌日に始値1,990円で寄り付き、一時1,865円迄売られるも今日はYHを2,149円迄高猫した。

通期計画の4.5億円に対する進捗率は40.6%に達し、3年平均の21.5%も上回った。

引用:リックソフト【4429】、3-5月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地 | 株探ニュース

<4429> リックソフト 1736 +300
ストップ高。23年2月期第1四半期(22年3-5月)の営業利益を前年同期比112.4%増の1.68億円と発表している。自社開発ツール「Cadre」の接続BIツール拡充などのほか、マネジメントソリューションズ<7033>との協業開始が奏功し、大幅な増益となった。通期予想は前期比3.1%増の4.51億円で据え置いた。進捗率は37.3%に達しており、第1四半期の好調なスタートが評価されて買いが集まっているようだ。

引用:新興市場銘柄ダイジェスト:ココナラは大幅に反発、サイエンスアーツが一時ストップ高 | 株探ニュース

リックソフト<4429> 1990 +254
第1四半期の好決算を引き続き評価

引用:前日に動いた銘柄 part2 ジェイック、ザイン、リックソフトなど | 株探ニュース

因みに、数日前には同社に対する新規大量保有報告(リックソフトについて、スパークス・アセットは保有割合が5%を超えたと報告 [大量保有報告書] | 株探ニュース)が提出されている。

今後の株価動向については、今日の終値2,118円は時価総額95.2億円で発行済株式数449万株、日足は目下空中戦の様相だが今日は一時YHを2,149円迄高猫、週足は20年10月以来の一目均衡表雲に凸乳、月足は20年8月以来の12ヶ月線上を保てるかの分水嶺、底値は上場来安値1,408円で確認済み、IPO直後は人気化して分割前ベース初値9,050円の上場来高値18,650円をつけた実績等を考慮すれば、先ずは週足の一目均衡表雲上限である2,716円辺りがターゲット、首尾良く突破叶えば分割後ベースの公開価格2,000円の1.5倍である3,000円と順を追って試す展開が有るかも知れない。

無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。

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