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銘柄考察

JDSC (4418)の株価は今後どうなるか【2022年10月7日(金)】

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最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。

今回は、JDSC (4418)について簡易的に考察して株価動向を予想したい。

初値から1.85倍化達成も、その後公開価格の1/3以下に大暴騰

JDSC (4418)は2021年12月20日(月)、東証マザーズ市場に新規上場した。現在は東証グロース市場に属し、銘柄の概要は下記の通り。

AIを活用したアルゴリズムモジュールの開発とライセンス提供などを手掛ける。

引用:JDSC【4418】株の基本情報|株探(かぶたん)



公開価格は1,680円、初値は1,681円、上場来高値は3,120円、上場来安値は548円。

JDSCは寄り付きと同時に公開価格1680円を1円(0.1%)上回る1681円で初値をつけた後、ストップ高の2081円に上昇。

引用:IPO3社に明暗、JDSCとヒュウガプラはS高の一方GセキュリはS安 | 株探ニュース2021年12月20日15時08分

<4418> JDSC 2081 -
公開価格(1680円)とほぼ同水準の1681円で初値を付けた。会社設立は18年7月23日。AIや機械学習を活用したアルゴリズムモジュールの開発のほか、ライセンス提供事業やITシステムの開発・運用などを手掛ける。22年6月期の営業利益予想は前期比97.0%増の0.76億円。産業・顧客基盤の拡張に加え、既存ソリューションの強化や新規ソリューションの開発などで利益倍増を目指す。第1四半期の実績は0.50億円だった。

引用:新興市場銘柄ダイジェスト:ケイブは年初来安値、バルミューダが大幅反発 | 株探ニュース2021年12月20日15時55分

JDSC<4418> 2142 -228
年末年始の空白リスクを嫌気し、直近IPOには手仕舞い売り。

引用:前日に動いた銘柄 part1 恵和、オルガノ、ワイエイシイなど | 株探ニュース2021年12月31日07時15分

7日取引終了後、第2四半期(21年7~12月)の決算を発表し最終損益は600万円の赤字となったことを明らかにした。

引用:<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」2位にJDSC | 株探ニュース2022年02月08日14時18分

<4418> JDSC 727 -116
ストップ安。22年6月期の営業損益を従来予想の0.76億円の黒字から1.29億円の赤字(前期実績0.38億円の黒字)に下方修正している。想定を上回る正社員の採用を行ったことから人件費や採用費を中心に費用が上振れしたため。急速な組織拡大で新入社員の教育や管理の工数が増大するなど一時的な生産性悪化が発生し、新規顧客の開拓や既存顧客へのアップセル提案が鈍化したことも赤字転落の要因となる見通し。

引用:新興市場銘柄ダイジェスト:BlueMemeは大幅に7日ぶり反発、JDSCがストップ安 | 株探ニュース2022年05月11日15時05分

今日引け後の材料を受け夜間PTSはストップ高磔獄門の刑、売り枯れから反撃開始か

同社は今日の大引け後19時、新規の材料(JDSC【4418】2022年10月07日 開示情報 - 株式会社ファイナンス・プロデュースとの戦略的な資本業務提携及び連結子会社化に関するお知らせ)(JDSC【4418】2022年10月07日 開示情報 - 株式会社ファイナンス・プロデュースとの戦略的な資本業務提携及び連結子会社化について(補足説明資料))を豆乳。すると市場はこれを好感したらしく、夜間PTSでストップ高716円に磔獄門の刑となっている。

ファイナンス・プロデュースを当社の子会社とすることは、日本の産業全体のUPGRADEを推進していくという当社のミッションに基づく施策であり、当該子会社化により、上述のAI関連事業の顧客開拓、アドバイザリー案件の組成を一層積極的に推進し、当該子会社でのAIを活用したツールの開発やプロフェッショナル人材の採用等の成長投資をより迅速かつ強力に実行することを可能とします。 

引用:株式会社ファイナンス・プロデュースとの戦略的な資本業務提携及び連結子会社化に関するお知らせ – 株式会社JDSC

7.今後の見通し
当社は、2022 年8月 12 日に開示いたしました「2022 年6月期 通期決算説明資料」のとおり、積極的な M&Aを成長戦略の一つに掲げております。ファイナンシャル・プロデュースの連結子会社化により、ファイナンス・プロデュース社の提供サービスを新たにプログラムとして追加し、産業の内側に深く入り込みながら AI プロダクトの開発・事業化を行う当社の事業戦略を強化して参ります。
本件株式取得に伴う 2023 年6月期の当社連結業績に与える影響は精査中であり、精査の完了次第、速やかにお知らせいたします。2022 年8月 12 日付の決算短信で開示した 2023 年6月期の当社業績予想は本件の影響を考慮しておりません。連結会計処理として、2022 年 12 月末の貸借対照表を取り込み、損益計算書への収益貢献は、2023 年6月期の第3四半期決算から(2023 年1月~)を予定しております。

引用:JDSC【4418】2022年10月07日 開示情報 - 株式会社ファイナンス・プロデュースとの戦略的な資本業務提携及び連結子会社化に関するお知らせ

因みに、以前に別のネタを出して一時ストップ高をつけている。

<4418> JDSC 633 +58
一時ストップ高。イオン<8267>グループのイオントップバリュ(千葉市)が商品企画を行うホームコーディ事業の輸入発注業務に、JDSCの需要予測・在庫最適化AIソリューションdemand insightが導入されたと発表している。欠品と過剰在庫を削減し、従来の作業時間の約60%を削減して発注担当者の働き方改革を実現したという。demand insightは、AIが品目ごとに需要予測を行って仕入れ計画の精度を向上させるソリューション。

引用:新興市場銘柄ダイジェスト:デコルテHDは大幅に3日ぶり反落、ワンプラが大幅に5日ぶり反発 | 株探ニュース2022年07月06日15時47分

今後の株価推移については、今日の終値616円は時価総額78.9億円で発行済株式数1,281万、日足は今年6月20日につけた上場来安値548円で底打寂聴から8月19日の790円迄1.5倍近いリバ鳥麗子、週足月足は上場来安値圏を横這い鍋底チャートで売り枯れ感、今日引け後に出した材料が好感されて夜間PTSはストップ高磔獄門の刑、株主に時価総額6兆8,076億円のダイキン工業 (6367)と同9,513億円の中部電力 (9502)、IPO後は人気化して初値1,681円→上場来高値3,120円と都合1.85倍達成の実績等、展開次第ではこれ迄のジリ貧生活から抜け出して行く行く公開価格1,680円を奪回する日が訪れるかも知れない。

無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。

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