最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。
今回は、ジェイホールディングス(JHD)(2721)について簡易的に考察して株価動向を予想したい。
年安から一時2倍超えを達成するも、最新決算を受けて大暴落
ジェイホールディングス(JHD)(2721)は現在東証スタンダード市場に属し、銘柄の概要は下記の通り。
不動産管理Web事業。フットサル施設運営やITコンサル事業も。太陽光事業に参入。
この銘柄は、チャート(ジェイホールディングス(JHD)【2721】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を見ると今年2月1日につけた年安186から先月14日には年高426迄2倍超えの上昇を果たしたが、最新決算(ジェイホールディングス【2721】、今期最終を一転赤字に下方修正、対純資産で73%の赤字 | 株探ニュース2022年10月04日18時30分)を受けて241迄大暴落した。
22年12月期の連結最終損益を従来予想の100万円の黒字→1億6900万円の赤字(前期は1億5000万円の赤字)に
引用:ジェイホールディングス【2721】、今期最終を一転赤字に下方修正、対純資産で73%の赤字 | 株探ニュース2022年10月04日18時30分
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]中略
<2721> JHD 東証スタンダード [ 割高 ]
不動産事業で、不動産証券化やファンド組成に関するコンサルティング業務に関する提案営業を行ってきたが、成約に至らなかったことに加えて、Web関連事業で動画広告の大規模受注を目指していたが、試験的な受注にとどまっていることが要因としている。
引用:JHDが7日ぶり反発、22年12月期業績予想を下方修正もアク抜け感から買われる | 株探ニュース2022年10月05日13時05分
中経計画が好感されて100円超えリバ鳥麗子、思惑期待で更に上昇出来るか
同社は昨日の大引け後、新規の材料(JHD【2721】2022年10月06日 開示情報 - 中期経営計画策定に関するお知らせ)を開示。すると、今日の株価は前日終値265円に対して窓開けGU始値279円で寄り付き、一時324円迄買われて前場は315円で引けている。
また、継続的な利益成長により財務体質の健全化を図るとともに、更なる成長のための M&A投資と株主の皆様への利益還元のバランスを取りつつ早期の復配を目指してまいります。
ジェイホールディングス<2721>=急伸。一時22.3%高の324円まで一気に駆け上がる場面があった。6日取引終了後、26年12月期までの今後4カ年を対象とする中期経営計画を策定したことを発表した。それによると、中期経営計画の最終年度である26年12月期には売上高20億円(前期実績は1億1600万円)、営業利益4億円(同1億2900万円の赤字)、ROE8%の達成を目標に掲げており、これがインパクトのある株価材料として投資資金を呼び込む格好となっている。
今後の株価推移については、今日前場の終値315円は時価総額14.1億円で発行済株式数およそ446万、日足は今月3日につけた直近安値241で底打寂聴から今日は一時324迄100円超えのリバ鳥麗子、週足は8月の出来高418万株を上回る500万株超えの大商い、400付近~836を上限に一目均衡表の広大な雲が浮遊、最新決算は超絶悪材料も出尽くしから昨日の中計計画が好感されて大幅反発、過去には17年2~3月の428→1,477迄と短期3.45倍を筆頭に大化け相場を複数回形成の実績等、来る業容拡大の思惑期待が先行して勢いが続けばYH426綾鷹から更にその続伸シナリオも見えて来るかも知れない。
無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。