最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。
今回は、ビーマップ (4316)について簡易的に考察して株価動向を予想したい。
過去にはJRネタを受けて人気化、1ヶ月で6倍近い大化け達成
ビーマップ (4316)は現在東証グロース市場に所属し、銘柄の概要は下記の通り。
JRなど交通関連、位置情報、映像配信事業を展開。無線LAN設置やO2O等も。
この銘柄は、2017年7月にジェイアール東日本が絡む新会社設立ネタを受けて急動意、1ヶ月で都合6倍近い大化け相場(ビーマップ【4316】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を形成した。
<4316> ビーマップ 634 +100
ストップ高比例配分。ジェイアール東日本企画及びY&N BrothersとM2M2S(Media to Mobile to Store)を事業とする新会社を7月25日(予定)に設立すると発表している。新会社ではスマートフォンを通じ、(1)各種メディアの接触者を一意に捉え、(2)強いコンテンツによりスマートフォンによる接触認証を行い、(3)その認証をもって店舗への送客・買上を促し、買上実績等をデータで捕捉する取り組みが基本事業となる。
ビーマップ 1184 +300
同社株は前日まで3営業日連続でストップ高比例配分となり、本日は東証が制限値幅の上限を1184円に拡大したが、引き続き買いが殺到しザラ場で売買成立しなかった。
前日まで5日連続ストップ高、しかも前日は制限値幅を拡張した600円高に買われ、株価はわずか5日間で3.3倍に変貌している。
引用:ビーマップの上げ足止まらず、需給相場様相で株価は2000円大台乗せ 投稿日時: 2017/07/11 09:19[みんかぶ] - みんかぶ(旧みんなの株式)
ビーマップ<4316>=ストップ高。同社は午後2時ごろ、ジェイアール東日本企画(東京都渋谷区)およびY&N Brothers(東京都千代田区)と共同で、M2M2S(メディアtoモバイルtoストア)を事業とする新会社を設立すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。新会社は、「メディア(M)での露出」→「モバイル(M)での認証」→「ストア(S)での購買把握」を事業とする会社で、各種メディアでの露出を図りモバイルを通じて接触者を捉え、また、強いコンテンツによりモバイルでの接触認証を行い店舗への送客・買い上げを促し、さらに、店舗での買い上げ実績などをデータで捕捉する取り組みを行うとしているいう。
ビーマップ 2880 +500
連日のストップ高。東証が信用取引に関する臨時措置を強化している。本日売買分から委託保証金率が70%以上(うち現金40%以上)とされている。また、日証金も貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る貸借担保金率を現行の50%(同20%)から70%(同40%)とした。ただ、7月3日に発表したジェイアール東日本企画などとの新会社設立が期待材料となっており、本日も人気が続いた。
今年2月に短期バガー達成、その後は全モだが底固めから反発期待
同社は今年2月1日の大引け後、新規の材料(ビーマップ、Accton Technology社の固定無線アクセスを体験できる「ミリ波ラボ@柏の葉」をオープン)を開示。すると、翌日の株価は前日終値430円に対して始値433円で寄り付き、終値はストップ高510円で引け。
Meta(旧 Facebook)が開発した、最先端のミリ波通信『Terragraph』が、『公・民・学』の連携をベースに『世界の未来像』を具現化する『柏の葉スマートシティ』にいち早く設置され、KOIL MOBILITYFIELD における自律移動ロボット、マイクロモビリティ、ドローン等の開発や遠隔操作など、柏の葉スマートシティが掲げるテーマのひとつである『新産業創造』に寄与させて頂ける事を嬉しく思います。
<4316> ビーマップ 510 +80
ストップ高。ドローンの設計などを手掛けるドローンワークス(千葉県柏市)が運営する屋外ロボット開発検証拠点に、日本初のTerragraphフィールド実験施設「ミリ波ラボ@柏の葉」を開設したと発表している。Terragraphは、米Meta Connectivityが開発した光ファイバーに近い接続性を空中に拡張するためのギガビット無線技術。実験設備に設置したのは固定無線アクセス用の装置で、従来の光ファイバーの1/3の敷設費用を実現しているという。
明けて翌日3日の大引け後、決算(ビーマップ【4316】、4-12月期(3Q累計)経常が赤字拡大で着地・10-12月期も赤字拡大 | 株探ニュース)を発表。これが嫌気されたか売られた場面も有ったものの、同月10日には920円迄YHを高猫して初動から短期2倍超えを達成した。
その後は結局全モで大暴落したが、最近は400円台で底堅い値動き。そして先週24日、件のTerragraphに関して続報(当社が取り組むTerragraph機器を活用したミリ波実証実験についての記事が『Business Network』に掲載)を発表。
当社が実験フィールド「ミリ波ラボ@柏の葉」で取り組んでいる実証実験に関する記事が掲載されました。
Terragraph機器の検証の他、ミリ波の用途を広げるための様々な取り組みについて、弊社CTO・須田のインタビューを交えつつ詳しくご紹介いただいています。ぜひご覧ください!https://t.co/Gu5dsfWCDI— 株式会社ビーマップ【公式】 (@BeMap_Inc) August 24, 2022
今後の株価推移については、今日の終値478円は時価総額15.4億円で発行済株式数およそ323万、日足は直近460円をボトムに底堅く今日は全体自愛冴えない中で謎に買われて500円突破から一目均衡表の雲を打診、今年2月には日本初のTerragraphネタを受けて1ヶ月でバガー超え達成、2017年7月にはジェイアール東日本が絡む新会社設立ネタで連続ストップ高を交えて短期6倍に迫る大相場の実績と動いた時の爆発力はお墨付き等、次に何時噴火するかは当然不明ながらも夢を見るべく400円台で仕込んでヴィンテージワインやチーズを熟成させるかの如くしばらくガチホしてみるのも面白い試みと言えよう。
無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。