最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。
今回取り上げる銘柄は、エヌ・ピー・シー（エヌピーシー）（6255）。
上場初値から3倍達成後、1/20以下に大暴落
エヌ・ピー・シー（エヌピーシー）（6255）は現在、東証グロース市場に所属している。概要は下記の通り。
太陽電池の製造装置大手。パネル解体装置、各種の製造ライン一括請負も。
この銘柄はチャート（エヌ・ピー・シー（エヌピーシー）【6255】の株価チャート｜日足・分足・週足・月足・年足｜株探（かぶたん））を見ると、2007年7月の上場初値1,006円から08年6月に上場来高値3,325円迄3倍化を達成したが、それから16年2月の上場来安値152円へと実に20分の1以下に大暴落した。
米国における太陽電池市場への追い風は強く、２０２０年の予測設置量１８ギガワットから向こう５年間で約１００ギガワットの設置が見込まれており、太陽電池製造装置メーカーとして米国での実績が高い同社株はその物色の中心軸に位置している。
引用：エヌピーシーが大幅高で９年ぶり高値圏走る、再生エネ関連で人気加速 | 個別株 - 株探ニュース2020年11月30日09時36分
<6255> エヌピーシー 1016 +150
ストップ高。21年8月期第1四半期（20年9-11月）の営業損益を1.74億円の黒字（前年同期実績は0.06億円の赤字）と発表している。装置関連事業で米太陽電池メーカーの既設ラインの増設や改造を行い、利益率の高い部品販売が予定を大きく上回った。環境関連事業の赤字縮小も黒字転換に寄与した。通期予想は前期比62.8％減の3.27億円で据え置いたが、進捗率は53.2％に達しており上方修正への期待が広がっている。引用：新興市場銘柄ダイジェスト:シグマ光機は大幅に5日続伸、エヌピーシーがストップ高 | 株探ニュース2021年01月13日16時28分
最新決算が好感され寄らずストップ高、明けて今日は年高更新
そんな同社は今週11日（水）の大引け後、決算（エヌ・ピー・シー【6255】、今期経常は64％増益、1円増配へ | 株探ニュース）を発表。
受注残高が積み上がるなか、米国太陽電池メーカーの主要顧客に対する新工場向けの装置や、電子部品や自動車向けのＦＡ（ファクトリーオートメーション）装置などの売り上げが寄与する。
引用：エヌピーシーの２４年８月期は営業６２％増益で１円増配計画、中期計画も発表 | 株探ニュース2023年10月11日16時40分
<6255> NPC 721 +100
ストップ高。26年8月期の営業利益目標を19.00億円とする中期経営計画を発表している。太陽光パネルのリサイクル装置の提供、FA装置の顧客獲得などで安定的な成長を目指す。24年8月期の営業利益予想は前期比62.2％増の15.84億円。米太陽電池メーカーのほか、電子部品業界や自動車業界への売り上げを見込む。年間配当予想は7.00円で、前期（6.00円）から増配する。23年8月期は57.5％増の9.76億円で着地した。引用：新興市場銘柄ダイジェスト:FPパートナーは大幅に反発、ヘリオスが大幅に3日ぶり反発 | 株探ニュース2023年10月12日16時25分
ファースト・ソーラーとともに米テスラ<TSLA>も主要取引先としている。
中略
ファースト・ソーラーの成長の恩恵を受けるとの期待が強く、投資家に買い安心感をもたらしたようだ。
引用：エヌピーシーは大幅高で５連騰、米ファースト・ソーラーの株高が追い風に | 個別株 - 株探ニュース2023年03月03日14時09分
太陽光パネルメーカーの米ファースト・ソーラー
中略
新工場は2025年の稼働を目指す。16日に成立した歳出・歳入法に盛り込まれた再生エネルギー分野への投資優遇策をきっかけに
中略
新法のもと、バイデン米政権は、気候変動対策の歳出として3690億ドルを振り向ける。このうち、300億ドルを太陽光パネルなど再エネ分野に充てる。
中略
米政権は太陽光発電などの再エネ由来の電力を利用する家庭に対し、年1000ドル以上の税額控除を実施する計画だ。ファースト・ソーラーは投資優遇に加え、再エネ電力への支援で需要も高まるとみて、今回の新規投資を決めた。
159.60億
USD
2,387,536,200,000.00 円
8111.61億
USD
121,374,220,650,000.00 円
ファーストソーラー 時価総額２兆超え
意味を見極めたほうがいい
出てる数字を読めばおそらくここが日本の太陽光関連でトップに立つ引用：No.152766 ファーストソーラー 時価総額２… - 6255 - (株)エヌ・ピー・シー 2023/10/12〜 - 株式掲示板 - Yahoo!ファイナンス
むしろエーバランスとかリニューアブルジャパンよりもやばいと思うんだけど
世界トップのファーストソーラーの主要プロバイダー
注目され出したら止まらなくなると予想引用：No.152702 むしろエーバランスとかリニュー… - 6255 - (株)エヌ・ピー・シー 2023/10/12〜 - 株式掲示板 - Yahoo!ファイナンス
今日大引けの終値770円は時価総額170億円で発行済み株式数2,205万株且つ配当利回り0.91％、最新決算を受けて翌日に寄らずのストップ高から明けて今日は続伸して年高更新、主要取引先にはアメリカのファースト・ソーラー（日本円にして時価総額およそ2兆3,875億円）や同テスラ（日本円にして時価総額およそ121兆3,742億円）、太陽光関連銘柄と言えばＡｂａｌａｎｃｅ（Ａバランス）（3856）が上場来安値23円から上場来高値13,620円とおよそ592倍の超絶大化けやリニューアブル・ジャパン（ＲＪ）（9522）が今年3月につけた上場来安値302→8月の年高1,277円へおよそ4.2倍の前例と相場的に爆発力十分のテーマ性等、貸借銘柄なので過去チャートを見ての値頃感から空売りが入る流れは当然に想定されようが大化け候補と市場が認識し出した暁には上値追い圧力が優勢となり行く行く21年9月以来の株価800円台復帰から展開次第で21年1月につけた1,212円を経て更には上場来高値3,325円が意識される日が来る夢を見るのは余りにも現実味に乏しいとは決して誰にも切り捨てる事は出来ないポテンシャルが有ると言えるかも知れない。
無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。