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銘柄考察

ベイシス(4068)、株価大底圏で大化け思惑発生【2023年11月1日(水)】

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最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。

今回取り上げる銘柄は、ベイシス(4068)。

IPO初値から2倍超え達成も、その後90%近く大暴落

ベイシス(4068)は現在、東証グロース市場に所属している。概要は下記の通り。

携帯電話のインフラ、ネットワーク構築・運用保守。電気・ガスのスマートメーター設置・監視も。

引用:ベイシス【4068】株の基本情報|株探(かぶたん)


この銘柄はチャート(ベイシス【4068】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を見ると、21年6月のIPO初値5,200円から翌年7月に上場来高値11,510円の2倍化超えを達成したが、先月24日には上場来安値1,459円へと実に90%近く大暴落した。

 きょう東証マザーズ市場に新規上場したベイシス<4068>は、公開価格と同じ2040円カイ気配でスタートし、その後は気配値を切り上げる展開が続いていたが、結局この日は値がつかず、気配値上限の4695円カイ気配で上場初日の取引を終えた。

引用:ベイシスは4695円カイ気配で上場初日の取引を終える | 個別株 - 株探ニュース2021年06月24日15時09分

<4068> ベイシス 6030 -
上場2日目に公開価格(2040円)の2.5倍となる5200円で初値を付けた。会社設立は00年7月19日。主な事業は携帯電話やIoTのインフラネットワーク構築・運用保守。21年6月期の営業利益予想は前期比164.2%増の3.27億円。モバイルエンジニアリングサービスで通信事業者からの5G関連案件や楽天モバイルの新規エリア構築案件などが増加し、利益を押し上げる見通し。第3四半期累計の実績は3.16億円だった。

引用:新興市場銘柄ダイジェスト:アイパートナーズは大幅安、オプトエレクトが年初来高値 | 個別株 - 株探ニュース2021年06月25日16時07分

ベイシス<4068> 6500 +1000
直近IPO銘柄の一角への物色が引き続き盛ん。

引用:前日に動いた銘柄 part2 ソニーグループ、ベイシス、アドベンチャーなど | 株探ニュース2021年07月05日07時32分

ベイシス<4068> 9070 +1500
直近IPO銘柄への日替わり的な物色続く。

引用:前日に動いた銘柄 part2 I-ne、Pアンチエイジ、ベイシスなど | 個別株 - 株探ニュース2021年07月14日07時32分

ベイシス<4068> 9200 -680
値持ちのよかった直近IPOも連休前に手仕舞い売りが優勢。

引用:前日に動いた銘柄 part1 アイドマ・ホールディングス、スノーピーク、クレハなど | 個別株 - 株探ニュース2021年07月22日07時15分

中期経営計画と子会社化ネタで連続ストップ高、大底圏から大復活叶うか

そんな同社は先月24日の大引け後、材料(2023.10.24中期経営計画書の策定に関するお知らせ [PDF:3.5MB])を発表。

意欲的な中計との評価から買われているようだ。

中略

IoT分野及びITインフラ分野への事業拡大やM&A実施を進めるとしている。

引用:ベイシスがS高、26年6月期にEBITDA7億5300万円を目指す中計を好材料視 | 株探ニュース2023年10月25日10時25分

<4068> ベイシス 1763 +300
ストップ高。売上高300億円を目指す「2030年ビジョン」を掲げた上で、26年6月期の売上高目標を96.12億円(23年6月期実績68.63億円)、EBITDA目標を7.53億円(同3.99億円)とする中期経営計画を発表している。5Gエリア構築から6Gエリア構築に向けてモバイルのシェア維持・拡大を図るほか、IoTシフトを進めて第2の柱に育てる。また、サーバーやネットワーク関連のITインフラ領域に事業を拡大させる。

引用:新興市場銘柄ダイジェスト:RIZAP-Gは大幅に8日ぶり反落、ベイシスがストップ高 | 株探ニュース2023年10月25日16時45分

<4068> ベイシス 1570 -193
朝高後、マイナス圏に転落。24日に発表した中期経営計画が引き続き材料視され、買いが先行。その後、利益確定に押される形で徐々に値を消し、後場に大きく値を下げた。

引用:新興市場銘柄ダイジェスト:サイバートラストは大幅に反落、シーユーシーが大幅に反発 | 株探ニュース2023年10月26日17時13分

株式会社アヴァンセ・アジルのグループ化について1 株式会社アヴァンセ・アジルのグループ化について2

引用:2023.10.31株式会社アヴァンセ・アジルのグループ化について [PDF:770KB]

  • 想定されるシナジー

本グループ化によりNTTグループ、KDDIとの取引拡大及びITインフラ領域の事業拡大を見込んでいます。

2026年6月期売上高100億円達成に向け、祖業であるモバイルエンジニアリングサービス以外の柱を創り、育てる変革期と位置づけIoT及びITインフラ領域の事業拡大を進めております。

この度グループ化するアヴァンセ社についてはNTTグループを始めとした弊社未取引顧客が多く、また、弊社が今後注力していくサーバーやネットワーク関連のITインフラ領域の引き合いも多い状況です。

両社のアセットを活用することで顧客幅の拡大並びにITインフラ領域の事業拡大を見込んでおります。

引用:【ベイシス4068】株式会社アヴァンセ・アジルの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ | ベイシス株式会社のプレスリリース2023年10月31日 15時09分

<4068> ベイシス 1726 +145
一時ストップ高。インターライフホールディングス<1418>子会社のアヴァンセ・アジル(東京都渋谷区)の全株式を取得し、子会社化すると発表している。取得価額は3.45億円で、株式譲渡実行日は30日の予定。アヴァンセ・アジルは人材派遣事業を営んでおり、NTT<9432>のグループ企業を主たる得意先としている。24年6月期の業績に与える影響は現在精査中で、必要と判断した場合は速やかに開示するとしている。

引用:新興市場銘柄ダイジェスト:TDSEは大幅に続伸、アジャイルがストップ安 | 株探ニュース2023年11月01日15時29分

今日大引けの終値1,726円は時価総額32.1億円で発行済み株式数186万株、先月24日につけた上場来安値1,459円で底打ち確認から意欲的な中期経営計画が評価されて2日後には2,163円迄50%近いリバウンド達成、今日は時価総額16兆1,451億円を誇る日本電信電話(NTT)(9432)のグループ企業を主たる得意先としているアヴァンセ・アジル子会社化ネタで一時ストップ高、IPO初値5,200円から1ヶ月で上場来高値11,510円の2倍化超えと人気化した時の爆発力は折り紙付き等、最低でも公開価格2,040円奪還を果たす事は固(もと)よりその後の進展次第では更に夢は大きく2倍以上を狙うべく株価大底圏の今仕込んで気長にガチホして見るのもリスクリワード的に決して悪くない話では無いだろうか。

無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。

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