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銘柄考察

ストリームメディア (4772)、韓国の芸能事務所HYBEネタでストップ高【2023年2月10日(金)】

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最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。

今回取り上げる銘柄は、現在東証グロース市場に上場しているストリームメディアコーポレーション (4772)。

去年はサウジアラビア絡みのメタバース材料で2倍化、今回も思惑で相場をやるか

ストリームメディアコーポレーション (4772)の概要は下記の通り。

スマホなどに韓流スターのコンテンツを配信。韓流系3チャンネルの放送や物販事業も。

引用:ストリームメディアコーポレーション(ストリームM)【4772】株の基本情報|株探(かぶたん)

この銘柄は、チャート(ストリームメディアコーポレーション(ストリームM)【4772】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を見ると去年2月111→同年6月283と4ヶ月で2.5倍上昇を達成した。

この日の歓談は3月にリヤドで結ばれたサウジアラビア文化部との縁により実現したもので、バドル・ビン・アブドラ・ビン・ファルハン・アルサウド文化部長官は、今回の訪問で、K-POPの先駆者であるSooMan Lee総括プロデューサーと直接対面した。ラカン・イブラヒム・アルトゥク(Rakan Ibrahim AlTouq)文化・国際関係総括等、サウジアラビア政府要人も同席した。

中略

これ以外にもこの日、バドル長官をはじめとするサウジアラビア政府要人がSoo-Man Lee総括プロデューサーが構築した文化技術CTシステムに関心を見せると、 Soo-Man Lee総括プロデューサーは、SM本社内のLEDメディアウォール、レコーディングスタジオなど社屋全体を自ら案内し、サプライズでBoAとの対面も行われた。

引用:Soo-Man Lee総括プロデューサー、サウジアラビア文化部長官と歓談CTシステムを活用したサウジPOPプロデュース・オーディションで現地アーティスト発掘へ2022年6月13日

<4772> ストリームM 165 +18
年初来高値。ストリームメディアコーポレーションが所属する企業グループを統括する韓国SM ENTERTAINMENTのSoo-Man Lee総括プロデューサーがサウジアラビアのバドル・ビン・アブドラ・ビン・ファルハン・アルサウド文化部長官とサウジのアーティストの発掘で議論したと発表している。サウジ制作会社との協業による映像コンテンツとフェスティバルイベント制作、メタバース都市建設についてのアイデアも話し合ったという。

引用:新興市場銘柄ダイジェスト:ストリームMは年初来高値、スマレジがストップ高 | 株探ニュース2022年06月14日15時06分

【ソウル聯合ニュース】韓国の大手芸能事務所、SMエンタテインメントは23日、メタバース(インターネット上の仮想空間)ブランド「KWANGYA」を活用したサービスの第一弾として「KWANGYAクラブ」を運営すると発表した。

引用:[韓流]SMエンタがメタバースの新サービス 「KWANGYAクラブ」運営へ│韓国音楽K-POP│wowKorea(ワウコリア)2022/06/23 16:26配信

「KWANGYA」ブランド最初のサービスとなる「KWANGYA CLUB」は、SMエンタ所属アーティストを皮切りに、さまざまなK-POPアーティストと国内外セレブリティファンのための多様なコミュニティサービスを提供するメンバーシップを基盤とした公式ファンクラブで、SMエンタ系列会社のSMブランドマーケティングで運営し、7月から2カ月間テスト運営(ベータサービス)した後、9月に正式オープンする計画だ。

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また、「KWANGYA CLUB」を皮切りに、仮想国家「MUSIC NATION SMTOWN」の市民権を付与するデジタルパスポートであり、メンバーシップサービスである「MUSIC NATION SMTOWN meta-PASSPORT」、SMエンタ所属アーティストの多様なIPコンテンツを経験できるカルチャーエクスペリエンス空間「KWANGYA@SEOUL、KWANGYA@LA」など、これまで経験したことのない多彩な形態の新しい未来エンターテインメント事業を「KWANGYA」ブランドとして披露する計画だ。

引用:aespaら所属のSMエンタ、メタバース上ファンコミュニティ「KWANGYA CLUB」7月オープンを発表!|スポーツソウル日本版2022年06月23日

2016年 9月 株式会社エスエム・エンタテイント・ジャパンが資本参加

引用:沿革|企業情報|株式会社ストリームメディアコーポレーション

ストリームM<4772> 272 +69
短期資金の関心向かう。

引用:前日に動いた銘柄 part2 レーザーテック、エネチェンジ、マイクロ波化学など | 株探ニュース2022年06月28日07時32分

その同社は今日、同社の筆頭株主であるエスエム・エンタテインメント・ジャパンの親会社SMエンターテインメントがHYBEに依るTOB(株式公開買い付け)が今朝報道された事を受けてストップ高迄買われた。

HYBEは10日、SM Entertainment創業者であるイ・スマン元総括プロデューサーが保有している持分14.8%を4228億ウォンで買収する契約を締結したことを発表しました。これにより、HYBEはSM Entertainmentの単独大株主となることになります。また、HYBEは少数株主が保有しているSM Entertainment株の公開買付けを実施します。

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HYBEはグローバルエンターテインメント業界における競争力を高めるために、持続的なイノベーションを創出しています。主要音楽市場である韓国、米国、日本に拠点を置いてグローバル経営の基盤を確保し、またマルチレーベル戦略を実行することで、独立的な権限を持つ多様なレーベル法人の運営に成功しています。

引用:HYBEによるSM Entertainmentイ・スマン元総括プロデューサー持株買収・公開買付け着手のお知らせ|株式会社HYBE JAPANのプレスリリース2023年2月10日 08時39分

K-POPグループ「BTS(防弾少年団)」を抱える韓国芸能事務所のHYBE(ハイブ)は10日、同業大手のSMエンターテインメントと資本提携すると発表した。創業者の保有株を買い取った上でTOB(株式公開買い付け)を実施し、同社株の約40%を取得する。

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HYBEはアーティストとのSNS(交流サイト)機能を持つプラットフォーム「ウィバース」を築いて世界のファンが集う収益源を確保。20年10月に韓国取引所に上場後、時価総額は一時1兆円を上回るなど同業他社を圧倒し、いつしか「HYBE1強」と言われるようになった。

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そしてK-POPに後発で参入したのが、豊富な資金を持つカカオだった。対話アプリを軸に様々なサービスを手掛けるカカオは16年に国内音楽配信サービスを1兆8742億ウォンで買収。その後も複数の芸能事務所を傘下に収めており、今回のSMエンタへの出資も自社プラットフォーム上のコンテンツを充実させる狙いがある。

中略

かつての3強の一角、SMエンタ株を巡るHYBEとカカオの動きは、両社によるK-POP産業の陣取り合戦という側面もある。SMエンタのお家騒動の先行きは予断を許さない。

引用:BTS所属の韓国HYBE、同業大手SMを傘下に 株40%取得へ: 日本経済新聞 (更新)

この日、K―POPグループ「BTS」や「SEVENTEEN」などを抱える韓国の芸能事務所HYBEが、ストリームM親会社のSMエンターテインメントを買収すると発表したことを受けて、思惑的な買いが向かっているようだ。

引用:ストリームMが一時S高、親会社SMエンターをBTS芸能事務所が買収で思惑 | 株探ニュース2023年02月10日13時44分

因みに、前日には下記のニュースが出ている。

【02月09日 KOREA WAVE】韓国ネット大手カカオが、芸能プロダクション「SMエンターテインメント」の持分9.05%(2170億ウォン規模)を確保し、第2の大株主に浮上する。カカオは世界的な認知度を持つSMエンターテインメントのK-POPアーティストと知的財産権(IP)を活用して、グローバルコンテンツ市場攻略に拍車をかける。

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カカオエンターテインメントは先月12日、サウジアラビアやシンガポールなどの海外の政府系ファンドから1兆2000億ウォン規模の投資を誘致した。

引用:韓国ネット大手、芸能プロ大手の「第2の大株主」に(KOREA WAVE) - Yahoo!ニュース配信

尚、今日の大引け後には会社側から開示が出されている。

本件につきましては、㈱HYBE から当社に対して事前に何らのアプローチもなく、当社も本⽇の㈱HYBE の公式発表によって事実を知った次第です。

本件による当社への影響はございませんが、今後当社におきましても開⽰すべき事実が発⽣した場合には、速やかに開⽰いたします。

引用:ストリームM【4772】2023年02月10日 開示情報 - 当社親会社に関する報道について

今日の終値191円は時価総額221億円で発行済み株式数およそ1億1,590万株、今日は今朝報道された同社の筆頭株主であるエスエム・エンタテインメント・ジャパンの親会社SMエンターテインメントがHYBEに依るTOB(株式公開買い付け)を受けてストップ高引け、株数ジャブジャブだが過去には去年サウジアラビア絡みのメタバース材料で2倍化含め大化け相場を複数回形成の実績等、現時点では思惑の域を出ないものの首尾良く事が運べば月足の一目均衡表雲331~523を試す可能性は十分有り得るかも知れない。

無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。

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