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銘柄考察

サイバートラスト(サイトラ) (4498)の株価は今後どうなるか【2022年5月4日(水)】

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最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。

今回は、サイバートラスト(サイトラ) (4498)について簡易的に考察して株価動向を予想したい。

セカンダリーで公開価格の6倍超えも、上場来高値から1/5に大暴落

サイバートラスト(サイトラ) (4498)は2021年4月15日(木)、東証マザーズに新規上場(IPO)した。現在は東証グロース市場に所属し、銘柄の概要は下記の通り。

SBテクノロジーの子会社で認証・セキュリティーサービスなどを手掛ける。

引用:サイバートラスト(サイバトラス)【4498】株の基本情報|株探(かぶたん)

公開価格は1,660円で、当日は値幅上限を超える買い気配で寄らず終い(サイバトラスは3820円カイ気配で上場初日の取引を終える | 株探ニュース)。即金規制扱いとなった翌日に初値6,900円で寄り付き(サイバトラスの初値は6900円、公開価格の4.2倍 | 株探ニュース)、6,770円迄売られたがストップ高7,900円で引け(サイバトラスがS高、IPO人気に加えサイバーセキュリティー関連としても注目 | 株探ニュース)、翌日は寄らずのストップ高、更にその翌日も窓を開けて続伸し、22日には上場来高値を一時11,220円迄高猫して公開価格から実に6倍超えの大化けを演じた。

しかし、以降は売り優勢の展開。同月23日引け後の決算(サイバートラスト【4498】、今期経常は17%減益へ | 株探ニュース)も手仕舞い売りを加速させ、翌5月12日には高値から半値以下の5,200円迄暴落。その後、株式会社ネオキャリアとの連携ネタ(サイバートラストとネオキャリアが協業し、電子契約を活用した新しい働き方や業務効率化支援を推進|プレスリリース|サイバートラスト)で9,150円迄息を吹き返した(サイバトラスはS高、ネオキャリアと業務効率化支援などを推進 | 株探ニュース)ものの、決算(サイバートラスト【4498】、4-6月期(1Q)経常は1.1億円で着地 | 株探ニュース)(サイバートラスト【4498】、今期経常を14%上方修正 | 株探ニュース)等の材料で乱高下しながら下落継続。今年1月25日引け後の上方修正(サイバートラスト【4498】、今期経常を3%上方修正 | 株探ニュース)も焼け石に水で同月28日には上場来安値を2,156円迄安猫、上場来高値11,220円から実に5分の1程に大暴落した。

最新決算は8期連続最高益更新、人気再燃でV字回復果たせるか

ただ、株価はその後2,000円を割れず、目立った材料不明ながらも自律反発からかリバウンド開始。そして、先月27日引け後の決算(サイバートラスト【4498】、今期経常は15%増で8期連続最高益更新へ | 株探ニュース)を受け、当日終値3,540円だった株価は翌日窓を開けてGU4,200円寄り付きからストップ高4,240円で引け。その翌日はGD4,100円寄り付きから一時4,020円迄売られたが買い優勢に転じ、一時は年初来高値を4,895円迄高猫して終値4,745円で引けている。

<4498> サイバートラスト 4240 +700
ストップ高で年初来高値更新。23年3月期の営業利益予想を前期比15.1%増の10.00億円と発表している。認証・セキュリティサービスで協業に注力するほか、Linux/OSSサービスでは有償サポートの獲得に注力する。IoTサービスでは受託開発案件が持ち直す見込み。同時に発表した22年3月期の営業利益は51.3%増の8.68億円で着地した。認証・セキュリティサービスなどが伸長し、会社計画(7.00億円)を上回った。

引用:新興市場銘柄ダイジェスト:アジャイルはストップ安、サイバートラストがストップ高 | 株探ニュース

月曜日の出来高27万株は去年6月17日に株価7,950円をつけた82万株に次ぐ大商いの水準であり、市場参加者の注目度の高さが伺える。日足はYH4,170円高猫から更に次の節目である去年11月16日の4,680円を突破、週足はパーフェクトオーダー、月足は8連続陰線から4連続陽線示現で中期線と転換線超えと需給良好、セカンダリーでは株価1万円を超えており爆発力は実証済み、大株主にはSBテクノロジー (4726)を筆頭にオービック (4684)や日本電気 (6701)等の名だたる有名大企業(サイバートラスト(サイバトラス)【4498】の大株主と資本異動情報|株探(かぶたん))が鎮座しており、先ずは去年9月以来の5,000円突破から更に続伸する展開の可能性は高そうと見る。

無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。

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