最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。
今回は、アルメディオ (7859)について簡易的に考察して株価動向を予想したい。
基本は100円台が定位置だが、過去に数倍相場を幾度も形成
アルメディオ (7859)は現在東証グロース市場に属しており、銘柄の概要は下記の通り。
CDなどの規格テスト大手。データ保存のアーカイブ事業や断熱材の開発・販売も。
この銘柄はチャート(アルメディオ【7859】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を見れば分かるが、基本は100円台が定位置だが、過去に数倍相場を幾度も形成している。
アルメディオ<7859> 255 -32
連日の株価急伸に短期的な過熱感も。
昨日の決算が好感され、今日は200円復帰からストップ高に磔獄門の刑
同社は昨日の大引け後、決算(アルメディオ【7859】、4-6月期(1Q)経常は黒字浮上・通期計画を超過 | 株探ニュース)を発表。すると株価は上に反応、前日終値177円に対して窓開けGU207円で寄り付き、それから一時195円迄売られるも反発して前引けはストップ高227円で磔獄門の刑となっている。
2日取引終了後に発表した22年4~6月期決算は営業利益が1億2400万円の黒字(前期は5900万円の赤字)と急改善、23年3月期通期予想は9000万円の赤字だが、上期決算を受け上振れに対する期待が膨らんでいる。
因みに、昨年には大和ハウス工業 (1925)絡みの材料(2021.11.30(開示事項の経過)工場建設における工事請負契約締結に関するお知らせ)を出しており、これも思惑視されているのかも知れない。
尚、マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社を割当先とした新株予約権(アルメディオ【7859】2021年09月17日 開示情報 - 第三者割当により発行される第8回新株予約権の発行及びコミットメント条項付き第三者割当契約の締結に関するお知らせ)が発行されている。
◆義務発生日 保有割合(前回→今回) 提出日時
2022/07/25 10.23% → 9.19% 2022/07/28 15:05◆保有株券の内訳(前回→今回)
保有株数 1,889,800株 → 1,698,000株
普通株 789,800株 → 798,000株
潜在株 1,100,000株 → 900,000株引用:アルメディオについて、マイルストーン・キャピタルは保有割合が減少したと報告 [変更報告書No.15] | 株探ニュース
今後の株価推移については、今日の前場終値227円は時価総額39.4億円で発行済株式数1,737万程、出来高にして1,600万株と今年一番の大商い、日足はおよそ1年振りの200円突破でYH高猫、週足は一目均衡表の雲上限228円が舎弟、月足も雲に凸乳しており上限は256円、目下時価総額2兆1,106億円の大和ハウス工業 (1925)が絡む工事ネタ、過去には100円台から数倍相場を複数回達成の実績等、今回も200円定着から更に大幅上昇する展開が容易に期待されよう。
無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。