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銘柄考察

ブライトパス・バイオ(ブラパス) (4594)の株価は今後どうなるか【2022年11月4日(金)】

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最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。

今回は、ブライトパス・バイオ(ブラパス) (4594)について簡易的に考察して株価動向を予想したい。

過去にテンバガー近い上昇を達成も、その後1/30以下に大暴落

ブライトパス・バイオ(ブラパス) (4594)は現在東証グロース市場に属し、銘柄の概要は下記の通り。

久留米大学発バイオベンチャー。NKT細胞を用いたガン免疫療法、抗体医薬注力。

引用:ブライトパス・バイオ(ブライトパス)【4594】株の基本情報|株探(かぶたん)

この銘柄は、チャート(ブライトパス・バイオ(ブライトパス)【4594】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を見ると15年12月25日につけた235円から翌年4月21日に2,229円迄、半年足らずで実に9.5倍近い超絶大化けを果たしたが、先月14日には上場来安値を61円迄安猫し、1/30以下に大暴落した。

因みに、過去には社名を変更している。

ブライトパス・バイオ(株)は、2003年に設立された(株)グリーンペプタイドが2017年7月に社名を変更し、誕生いたしました。

引用:バイオベンチャー ダイレクトリー ブライトパス・バイオ株式会社

最新決算が好感されて寄らずのストップ高、4桁定着から更に上を目指せるか

同社は今月1日の大引け後、2つの材料(ブライトパス【4594】2022年11月01日 開示情報 - 理化学研究所に対する、iPS-NKTにかかわる独占的開発製造販売権の導入オプション行使に関するお知らせ)(ブライトパス【4594】2022年11月01日 開示情報 - iPS-NKT導入オプション行使に関する補足説明)を豆乳。すると翌日の株価は、前日終値64円に対して大幅窓明けGU始値91で寄り付き、その後一時88迄売られたがストップ高94に磔獄門の刑で引けた。

当社の今回のオプション行使は、この展開をiPS-NKT細胞において進めるためのプラットフォームの構築を図るものです。このプラットフォームは、1)基本特許と、2)マスターiPSセルバンク、3)iPS細胞から正確にNKT細胞に分化させる製造工程の3つで構成されます。1)はiPS-NKT細胞療法を世界(日米欧で登録済み)で唯一展開できる企業に当社がなることを、2)は世界で初めて人に投与され臨床上の安全性が確認される過程にあるiPS-NKT細胞を大量複製する親細胞(マスターiPSセルバンク)を唯一有する企業に当社がなることを、そして3)は医薬品産業上の要請を満たす形式でiPS細胞から機能を維持したNKT細胞に純度高く大量に分化させる製造法を有する唯一の企業に当社がなることを、担保するものです。

中略

当社は、このプラットフォームを基に、CAR-NKT へフランチャイズ展開する準備も進めてきており、3)の改良製造工程で製造した NKT 細胞に CAR を導入したプロトタイプ CAR-NKT 細胞の最初の非臨床研究データを 2022 年 11 月 8 日~12 日に米国ボストンで開催予定の第 37 回米国がん免疫療法学会年次会議(Society for Immunotherapy of Cancer:SITC 2022)で発表します。

引用:2022年11月01日 理化学研究所に対する、iPS-NKTにかかわる独占的開発製造販売権の導入オプション行使に関するお知らせ(474KB)

iPS-NKT導入オプション行使に関する補足説明2022年11⽉ iPS-NKT導入オプション行使に関する補足説明2022年11⽉ iPS-NKT導入オプション行使に関する補足説明2022年11⽉

引用:2022年11月01日 iPS-NKT導入オプション行使に関する補足説明(1106KB)

<4594> ブライトパス 94 +30
ストップ高。共同研究先の理化学研究所(埼玉県和光市)に対し、iPS細胞由来再生NKT細胞療法(iPS-NKT)に関わる全世界での独占的開発製造販売権を導入するオプション権を行使すると発表している。iPS-NKTは、iPS細胞から分化誘導したナチュラル・キラーT(NKT)細胞をがん治療に用いる新規の他家細胞医薬。オプション行使で基本特許とマスターiPSセルバンク(iPS-NKT細胞を大量複製する親細胞)を取得する。

引用:新興市場銘柄ダイジェスト:pluszero、ブライトパスがストップ高 | 株探ニュース2022年11月02日15時27分

更に一昨日の大引け後、追加の燃料(ブライトパス【4594】2022年11月02日 開示情報 - 行使価額修正条項付き第15回新株予約権(第三者割当て)の大量行使、権利行使完了及び月間行使状況に関するお知らせ)を充填し、今日は終日寄らずのストップ高124ハリウッド獄門の刑で引けている。

<4594> ブライトパス 124 +30
ストップ高。2月1日に発行した新株予約権が大量行使され、権利行使が完了したと発表している。行使完了で将来の株式価値の希薄化懸念が払拭されたことに加え、今月1日に共同研究先の理化学研究所(埼玉県和光市)に対し、iPS細胞由来再生NKT細胞療法(iPS-NKT)に関わる全世界での独占的開発製造販売権を導入するオプション権を行使すると開示したことも引き続き買い材料視されているようだ。

引用:新興市場銘柄ダイジェスト:バンクオブイノベがストップ安、ブライトパスはストップ高 | 株探ニュース2022年11月04日15時42分

今後の株価推移については、今日の終値124円は時価総額73億円で発行済株式数およそ5,890万、日足は一昨日に今年一番の大商い出来高1,324万株でストップ高をつけて今日ザラ場は終日寄らずのS高且つ夜間PTSでも現在既に3連荘となる174ハリウッド獄門の刑、週足はここ5年で最長の陽の丸坊主大陽線を形成し156を上限とする一目均衡表の雲に凸乳、月足は272~1,193に一目均衡表の雲が浮遊、今回のiPS-NKTプラットフォーム材料で将来的にメガファーマ関与思惑が浮上、過去には半年足らずで実に9.5倍近い超絶大化け実績有り、バイオセクター銘柄は往々にして理外の大幅上昇相場が顕著等、事と次第に依っては上場来安値61円のテンバガー610円を試す場面が訪れないとは絶対に言いきれまい。

無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。

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