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銘柄考察

アップコン (5075)、IPO後大暴落から1.5倍リバ達成【2023年2月2日(木)】

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最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。

今回取り上げる銘柄は、現在名証ネクスト市場に上場しているアップコン (5075)。

直近で増配、更に昨日は大型案件受注と材料連発

アップコン (5075)の概要は下記の通り。

コンクリート床スラブ沈下修正工法「アップコン」などを用いた土木工事を手掛ける。

引用:アップコン【5075】株の基本情報|株探(かぶたん)

この銘柄は2022年12月26日(月)、名証ネクスト市場に新規上場(IPO)した。公開価格は1,280、初値1,000、上場来安値805、上場来高値1,290円。

因みに、以前はTOKYO PRO Market(TOKYO PRO Market | 日本取引所グループ)に上場していた。

午前9時28分に公開価格を280円(21.9%)下回る1000円で初値をつけた。

引用:アップコンの初値は1000円、公開価格を22%下回る | 株探ニュース2022年12月26日09時32分

昨年に引き続き、顧客からの問い合わせは増えたままの状態が続いており、営業の人間も飛び回っている。

当社は1月末が期末で、2月から期首という境目のところで、施工がほぼ埋まっている状態なので、良い期末、来期21期の良いスタートが切れている。

中略

さらに市場をアップしていこうと思っているので、現在ネクスト市場で流動性が低いのは百も承知で、株主には申し訳ないが、逆に持っていて良かったと言われるような会社にしていきたい。

中略

オンラインでもリアルでも、特にこの1年は積極的にやろうと思う。自分たちが考えている以上に名証は積極的だ。今までのTOKYO PRO Marketではほとんど売買がなかった。ネクスト市場は日々株価が付いている状態なので、やはり株主に対しては、良かったなと言ってもらえるように、IR活動を続けながら株価も上げて会社を大きくしていきたい。

引用:上場会見:アップコンの松藤社長、床を支え電柱を折れにくく | CAPITAL EYE2023年1月13日

そんな同社は先月16日の大引け後、増配(アップコン【5075】、未定だった今期配当は10円増配 | 株探ニュース2023年01月16日17時30分)を発表。

16日の取引終了後、未定としていた23年1月期の期末一括配当予想を15円にすると発表

引用:アップコンが上場来高値更新、未定としていた期末配当予想は10円増配へ | 株探ニュース2023年01月17日09時53分

更に昨日の大引け後、今度は大懸受注案件ネタを矢継ぎ早に豆乳。尚、記載が無い為不明だが仮に今月から施工開始なら2ヶ月で受注金額およそ1億円程の案件。

1.受注案件
(1)受注施工 : 沈下修正工事(公共事業)
(2)受注金額 : 106,000,000 円
(3)施工完了 : 2023 年3月

中略

今回受注した案件につきましては、当社の 2024 年1月期第1四半期の売上高に計上する見込み

引用:アップコン【5075】2023年02月01日 開示情報 - 大型案件受注に関するお知らせ

今日の前場終値1,250円は時価総額17.5億円で発行済み株式数およそ139万株且つ配当利回り1.20、IPO当日は寄り天大暴落から翌日に上場来安値を805迄つけるも底打寂聴から増配発表で翌日ストップ高で1.5倍リバ達成、その後は下押しする場面も売り枯れに加えて買い支えが入っている為か大崩れせずチャートを維持、昨日は1億円の大型案件受注を開示、会社として株主と株価を意識している姿勢等、公開価格1,280円付近をウロついている現状だがこれからの展開次第で気付いたら大幅に上昇している未来も有り得るかも知れない。

無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。

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