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銘柄考察

飯野海運 (9119)の株価は今後どうなるか【2022年8月4日(木)】

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最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。

今回は、飯野海運 (9119)について簡易的に考察して株価動向を予想したい。

去年安値255円から今年高値943円迄、2年で3倍超え達成

飯野海運 (9119)は現在東証プライム市場に属し、銘柄の概要は下記の通り。

ケミカル船、タンカー、ガス船、バラ積船を運航。不動産も。本社ビルの賃貸が収益源。

引用:飯野海運(飯野海)【9119】株の基本情報|株探(かぶたん)

この銘柄はチャート(飯野海運(飯野海)【9119】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を見れば分かるが、去年安値255円から今年高値943円迄と2年で都合3倍超えを達成している。

飯野海運<9119> 850 +27
海運株の上昇などが支援にも。

引用:前日に動いた銘柄 part1 新光電気工業、クレハ、大豊建設など | 株探ニュース

直近の上方修正と増配が好感されて連日続伸、YH943円高猫に期待

同社は今週2日の14時、決算(飯野海運【9119】、今期経常を一転28%増益に上方修正、配当も20円増額 | 株探ニュース)を発表。すると、株価は一時800円迄上昇し、終値778円で引け。翌日以降も続伸し、今日は一時935円迄買われて933円で引けている。

 ケミカルタンカーやドライバルク船市況をはじめとした海運市況が高い水準で推移したことに加えて、為替のドル円レートが想定より円安となっていることが要因としている。

引用:飯野海が急動意、23年3月期業績及び配当予想を上方修正 | 株探ニュース

飯野海運<9119> 778 +31
23年3月期業績上方修正で一転56%営業増益予想に。

引用:前日に動いた銘柄 part1 大塚商会、TDK、NSユナイテッド海運など | 株探ニュース

また、業績予想の修正及び通期業績に対して配当性向30%を基準とした配当を継続していくことを基本方針としていることに基づき、配当予想の修正を発表した。中間配当は1株当たり10円増額の20円、期末配当は1株当たり10円増額の20円とし、年間配当金額は1株当たり40円を予定している。

引用:飯野海運---1Qは42.3%増収・経常利益は4.3倍、業績予想の上方修正に加え配当予想の修正を発表 | 株探ニュース

飯野海運<9119> 850 +72
2日に発表の好決算引き続き評価。

引用:前日に動いた銘柄 part1 日油、イリソ電子工業、サンリオなど | 株探ニュース

今後の株価推移については、今日の終値933円は時価総額1,016億円で発行済株式数1億8,900万、上方修正と増配を端緒に日足は出来高増加で連日の大幅上昇、週足も大陽線で今年3月のYH943円が舎弟、月足を見ると節目1,000円は2008年10月以来の水準且つ2007年8月には2,000円タッチ、配当利回り4.29%でこれはアルマード (4932)( アルマード(アルマ) (4932)の株価は今後どうなるか【2022年4月29日(金)】)やリリカラ (9827)(リリカラ (9827)の株価は今後どうなるか【2022年5月7日(土)】)同様にインカムとキャピタル両面で狙える妙味が有るパターンと言えそうだ。

無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。

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