最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。
今回取り上げる銘柄は、現在東証スタンダード市場に上場しているFCE Holdings (9564)。
「Smart Boarding」の導入企業数が約3年で5倍となる500社を突破
FCE Holdings (9564)の概要は下記の通り。
学校・学習塾向けの教育プログラムの開発や企業研修などを手掛ける。
この銘柄は、2022年10月27日(木)東証スタンダード市場に新規上場(IPO)した。公開価格1,560、初値2,060、上場来高値2,197、上場来安値1,430円。
午前9時59分に公開価格1560円を500円(32.1%)上回る2060円で初値をつけた。10時8分には2179円に上昇
チャート(FCE Holdings(FCE)【9564】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を見ると、IPO後2週間程は下げトレンドで売られ続けたが決算(FCE Holdings【9564】、今期経常は23%増で4期連続最高益更新へ | 株探ニュース2022年11月14日15時05分)を機に反転。
主力の教育研修事業で、子供向け英語プログラミング教育プログラム「Wonder Code」などの新規事業の拡大や、注力商品であるクラウド型オンボーディングサポートサービス「Smart Boarding」の拡販を見込む。一方、DX推進事業では引き続き生産性向上のニーズを補足しながら市場の拡大に合わせて導入企業の開拓や既存導入企業の更なる利用の拡大を図り、同時にまだRPAの導入が進んでいない地方への展開を強化し、業績拡大を狙う。
以降もネタを逐一豆乳。
CodeCombatとはCodeCombatは9歳から18歳までの子ども達が、コンピューターサイエンス、ゲーム開発、ウェブ開発、AIを学ぶことができる世界有数のプラットフォームです。人気の言語であるPython、JavaScript、C++、HTMLに対応し、世界190カ国で2000万人のユーザー、30,000以上の学校で10万人以上の教師に利用されています。
中略
子ども向けプログラミング教育市場は、プログラミング教育の必修化を追い風に拡大を続けています。GMOメディア「コエテコ」と船井総合研究所による『2022年プログラミング教育市場規模調査』 によると2022年の子ども向けのプログラミング教育市場は119億円、前年比113%という2桁成長を続けています。また、2030年には、子ども向けプログラミング教育市場は1,000億円超に拡大する可能性もあると予測されています。
FCEトレーニング・カンパニーは今後、直販、代理店販売に加えた3つ目の柱として、OEMパートナー企業の発掘と提携に力を入れていくとしている。
引用:FCE Holdings---「Smart Boarding」OEM パートナーを一般公募 | 株探ニュース2023年01月13日11時10分
両社は、中高生向けデジタル手帳「フォーサイトアプリ」の学習塾等市場向けの有償提供とSaaS型業務管理プラットフォーム「Comiru」の公立・私立学校等市場向けの有償提供を中心とする業務提携基本契約を締結する。
引用:FCE Holdings---FCE エデュケーション、POPERと業務提携契約締結 | 株探ニュース2023年01月20日12時01分
プレスリリース
FCEトレーニング・カンパニーは、オンライントレーニングシステム「Smart Boarding」の導入企業数が500社を突破したことをお知らせ致します。
— FCEグループ【公式】 (@FCE_JP) February 3, 2023
約3年で5倍となる500社を突破
中略
2022年3月には、2021年で最も評価されたSaaSを表彰する「BOXIL SaaS AWARD 2022」にて、「ランキング部門 人事・給与部門賞」を受賞
中略
今後は、直販、代理店販売に加えた3つ目の柱として、スクールや多店舗展開など「ノウハウ共有」を事業のキーファクターとする企業様とのOEMパートナーシップを通して、Smart Boardingをさらにスピーディーに、さらに多くの方々にお届けきるよう尽力
引用:オンライントレーニングシステム「Smart Boarding」が導入企業数500社を突破|株式会社FCE Holdingsのプレスリリース2023年2月3日 12時18分
昨日の終値1,900円は時価総額58.3億円で発行済み株式数およそ306万株、公開価格1,560に対して初値は32%上回る2,060から大暴落の上場来安値1,430で底打寂聴、今期経常は4期連続最高益更新、世界190カ国で2000万人のユーザー及び30,000以上の学校で10万人以上の教師に利用されている「英語&ゲームで学ぶ本格的プログラミング」カリキュラム『CodeCombat』を日本で提供開始、オンライントレーニングシステム「Smart Boarding」の導入企業数が約3年で5倍となる500社を突破等、チャートは現在過去2回弾かれた1,900円付近を3度目の正直で試している状況だがやれやれ売りをこなして先立つ期待感から買いたいホルダーへのバトンタッチが首尾良く完了すれば展開次第でIPO当日につけて以来の2,000円台回復から上場来高値2,197ブレイク青天井モード凸乳シナリオが拝めるかも知れない。
無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。