最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。
今回取り上げる銘柄は、メディア総研(9242)。
初値から値幅1,000円超えの上昇を果たすも、そこから1/4以下に大暴落
メディア総研(9242)は2021年9月2日(木)東証マザーズ市場及び福証Qボード市場に新規上場(IPO)した。概要は下記の通り。
高等専門学校生や大学生向けの就職活動イベントの企画など手掛ける。
想定価格 2,600円 仮条件 2,600円 ~ 2,900円 公募価格 2,900円 初値予想(独自) 3,500円 ~ 5,000円(8月27日時点) 初値 3,105円 (公募価格比+205円 +7.1%)
チャート(メディア総研【9242】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を見ると、初値3,105円から上場来高値4,395円迄上昇したが、そこから上場来安値977円迄1/4以下に大暴落した。
きょう東証マザーズ市場及び福証Qボードに新規上場したメディア総研<9242.T>は、東証では午前9時13分に公開価格2900円を205円(7.1%)上回る3105円で初値をつけた。その後は換金売りに値を下げ、午後は3050円前後で推移していたが、引けにかけて上昇し、結局3320円と初値を上回って初日の取引を終えた。
引用:メディア総研は3320円で初日の取引を終える、モビルスは1780円◇ 投稿日時: 2021/09/02 15:08[みんかぶ] - みんかぶ(旧みんなの株式)
メディア総研<9242> 4020 +700
2日に新規上場、連日の物色で大きく上昇。引用:前日に動いた銘柄 part2 ファーストリテ、グローバルウェイ、メディア総研など | 個別株 - 株探ニュース2021年09月04日07時32分
今日の引け後に発表した決算が好感、2年振りの2,000円突破から爆上げ狙えるか
そんな同社は、今日の大引け後に決算(メディア総研【9242】、今期経常は45%増で2期連続最高益更新へ | 株探ニュース2023年09月13日15時00分)を発表、今日のザラ場終値1,747円に対して夜間PTSでは現在2,000円を突破している。
売上営業損益率は前年同期の-74.0%→-66.0%に改善した。
※23年7月期から連結決算に移行。
引用:メディア総研【9242】、今期経常は45%増で2期連続最高益更新へ | 株探ニュース2023年09月13日15時00分
今日の終値1,747円は時価総額20.9億円で発行済み株式数およそ119万株、引け後に発表された決算が好感され夜間PTSは2,000円を突破、公募価格2,900円に対して初値3,105円から上場来高値4,395円迄買われた実績、発行済み株式数と時価総額の水準的に相当な軽量感等、買い圧力が売りを凌駕すれば思わぬ爆上げ相場を形成するポテンシャルに富んでいる可能性は十二分と言えるかも知れない。
無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。