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銘柄考察

セーフィー(4375)、防犯・監視カメラ需要増加の思惑期待【2023年9月12日(火)】

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最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。

今回取り上げる銘柄は、セーフィー(4375)。

上場来高値で4,000円をつけるも、それから500円割れの大暴落

セーフィー(4375)は2021年9月29日(水)東証マザーズ市場に新規上場(IPO)し、現在は東証グロース市場に所属している。概要は下記の通り。

クラウド型映像プラットフォーム「Safie」の開発・運営。防犯・監視カメラに強み。

引用:セーフィー【4375】株の基本情報|株探(かぶたん)

 きょう東証マザーズ市場に新規上場したセーフィー<4375>は、午前10時13分に公開価格を920円(37.9%)上回る3350円で初値をつけ、直後の16分に3625円の高値をつけた。ただその後は軟調展開となり、午後2時15分には一時3195円まで下落した。大引けにかけてやや値を戻し、終値は初値と同じ3350円となった。

引用:セーフィーは初値と同じ3350円で引ける、プロカンも好調な滑り出し | 株探ニュース2021年09月29日15時17分

<4375> セーフィー 3350 -
公開価格(2430円)を37.9%上回る3350円で初値を付けた。会社設立は14年10月23日。事業の柱はクラウド型映像プラットフォーム「Safie」の開発・運営。21年12月期の営業損益予想は4.54億円の赤字(前期実績は1.19億円の赤字)。監視カメラ需要に加え、遠隔業務管理の需要の高まりで新規導入案件が増加し、売上高は前期比58.9%増の80.20億円に拡大する一方、広告宣伝費や人件費への投資で赤字が拡大する見通し。

引用:新興市場銘柄ダイジェスト:NaITOは大幅に反落、ベストワンドットが大幅に4日続伸 | 株探ニュース2021年09月29日15時49分

チャート(セーフィー【4375】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を見ると、2021年10月に上場来高値4,000円を付けたが、22年6月には上場来安値495円へと大暴落した。

株価は下値メド確認済み、防犯・監視カメラの需要増が現実味

そんな同社は、昨日今日と立て続けに物色されている。

尚、3ヶ月前には防犯カメラ関連銘柄として動意している。

この日、国土交通省が東京、大阪、名古屋の3大都市圏での利用者が多い在来線と、新幹線の全路線を対象に、防犯カメラの設置を義務付ける方針を固めたと、国内メディアが相次いで報じた

引用:セーフィーが後場急伸、「鉄道車両に防犯カメラ義務化へ」と伝わり思惑物色広がる | 個別株 - 株探ニュース2023年06月13日14時07分

因みに、大株主には日本の大企業が複数名を連ねている。

オリックス 4.74 2,600,000
キヤノンマーケティングジャパン 4.74 2,600,000
関西電力 3.50 1,920,000

引用:セーフィー【4375】の大株主と資本異動情報|株探(かぶたん)

今日の終値907円は時価総額498億円で発行済み株式数およそ5,486万株、上場来高値4,000円から上場来安値495円に大暴落したが底値確認から2倍返しリバ達成、直近は1,000円をアッパーとしてレンジ推移だが現在の社会背景から将来的に防犯・監視カメラ需要が増加する可能性、大株主には時価総額3兆4,755億円を誇るオリックス(8591)、同2兆1,258億円の関西電力(9503)及び同5,099億円のキヤノンマーケティングジャパン(8060)等、先ずは株価1,000円復帰から何時になるかは当然分からないもののいずれ公募価格2,430円を奪還する期待に胸を踊らせるのも夢が有ってとても素敵な事だろう。

無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。

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