最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。
今回は、ファイバーゲート (9450)について簡易的に考察して株価動向を予想したい。
上場から2年で5倍達成も、その後半値以下に大暴落
ファイバーゲート (9450)は現在東証プライム市場に属し、銘柄の概要は下記の通り。
商業施設や集合住宅向けWi-Fiサービスを展開。通信機器の製造・販売も。
この銘柄は、チャート(ファイバーゲート(ファイバーG)【9450】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を見ると上場した18年3月につけた上場来安値502から21年1月の上場来高値2,680迄5倍越えを達成したが、今年8月には831迄半値以下に大暴落した。
同社は商業施設や店舗向けのWi-Fiサービスや集合住宅向けインターネットサービスを手掛ける。公募48万6600株、売り出し51万5400株のほか、オーバーアロットメントによる追加売り出し15万0300株を実施した。
引用:ファイバーGの初値2388円、公開価格を2.3倍上回る | 個別株 - 株探ニュース2018年03月26日09時07分
因みに、過去2回の株式分割(2018年07月13日 適時開示 株式分割に関するお知らせ (116KB))、(2019年08月09日 適時開示 株式分割および定款の一部変更に関するお知らせ (144KB))を実施している。
<9450> ファイバーゲート 3430 +85
大幅高。8月31日を基準日に1株を2株に分割すると発表している。投資家が投資しやすい環境を整えるため、株式の投資単位あたりの金額を引き下げ、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。株式分割に伴い、9月1日以降に行使される新株予約権の行使価額を調整する。引用:新興市場銘柄ダイジェスト:ブロッコリーが大幅続伸、IGポートはストップ安 | 個別株 - 株探ニュース2018年07月17日15時18分
<9450> ファイバーゲート 3365 +502
ストップ高。先週末に19年6月期の決算を発表、営業利益は9.4億円で前期比67.2%増と大幅増益、第3四半期決算時に上方修正した数値9.1億円を上振れて着地した。レジデンスWi-Fi事業の拡大などが好業績の背景に。20年6月期も10.7億円で同14.3%増と連続2ケタの増益の見通しに。また、8月末を基準日として、1:2の株式分割を実施すると発表していることもプラス材料視されているもよう。引用:本日の注目個別銘柄:SMC、リクルートHD、ブリヂスなど | 個別株 - 株探ニュース2019年08月13日16時28分
今日引け後の決算は増益、更に日本交通へ導入ネタも投下
同社は今日の大引け後、決算(ファイバーゲート【9450】、7-9月期(1Q)経常は72%増益で着地 | 株探ニュース)と材料(ファイバーG【9450】2022年11月14日 開示情報 - 日本交通株式会社のハイヤー営業所全拠点に業務用Wi-Fiを導入)を開示した。夜間PTSでは現在、ザラ場終値986に対して1,095迄買われている。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の12.8%→18.5%に大幅上昇した。
引用:ファイバーゲート【9450】、7-9月期(1Q)経常は72%増益で着地 | 株探ニュース2022年11月14日15時30分
関係会社も含めたグループの売上高は同業で日本最大である[1][2]。
タクシー事業において、同グループは7029台(2022年6月時点)の車両を有し[3]、国際自動車と並んで東京地区における最大手となっている[4][5]。また、日本交通は大和自動車交通、帝都自動車交通、国際自動車とともに東京四社営業委員会を組織している。
今後の株価推移については、今日の終値986円は時価総額203億円で発行済株式数およそ2,059万且つ配当利回り0.71%、日足は965を上限とする一目均衡表の雲を上抜け済み、週足は頭上に1,100~1,400の雲、月足はここ数ヶ月800円台をボトムに底堅く推移、今日大引け後に発表の決算は増益、国内最大手の日本交通に導入すると言う事は行く行く他の同業他社も追随する可能性が当然に浮上、過去には株式分割を2回経て上場来安値から5倍化達成の実績等、1,000円台定着から再度往年の人気を取り戻して意外高を形成する日が来るかも知れない。
無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。