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銘柄考察

のむら産業(のむ産) (7131)の株価は今後どうなるか【2022年8月26日(金)】

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最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。

今回は、のむら産業(のむ産) (7131)について簡易的に考察して株価動向を予想したい。

公開価格割れで初音形成、以降も浮上出来ず低迷続く

のむら産業(のむ産) (7131)は2021年12月2日(木)、JASDAQスタンダード市場に新規上場(IPO)した。現在は東証グロース市場に所属し、銘柄の概要は下記の通り。

米穀業界向け中心に包装資材・機械を手掛ける。緩衝材など仕入販売も。

引用:のむら産業【7131】株の基本情報|株探(かぶたん)


公開価格は1,210円、初値は1,113円、上場来高値は1,125円、上場来安値は817円。

<7131> のむら産業 975 -
公開価格(1210円)を8.0%下回る1113円で初値を付けた。会社設立は1965年11月9日。包装資材部門と包装機械部門で構成される包装関連事業と物流梱包事業が事業の中核。21年10月期の営業利益予想は前期比18.7%増の3.14億円。包装関連事業で取引先の工場新設に伴い大型案件が増加するほか、物流梱包事業も製造業の需要回復傾向を受けて堅調に推移する見通し。第3四半期累計の実績は1.74億円だった。

引用:新興市場銘柄ダイジェスト:テリロジーは一時ストップ高、Chatworkが大幅に反落 | 株探ニュース

その後、決算(のむら産業【7131】、今期経常は2%増で2期連続最高益、前期配当を2円増額・今期は8円増配へ | 株探ニュース)を発表。

 売上高は同3.8%増の52億6000万円を見込む。既存事業の強化に注力するとともに、市場ニーズの発掘と商材開発、グループ内や業務提携先企業との連携を深めることで新規事業・新規市場の基盤構築を図るとしている。

引用:のむら産業は3日ぶり反発、22年10月期営業益予想6%増で8円増配へ | 株探ニュース

その次の決算(のむら産業【7131】、11-1月期(1Q)経常は3000万円で着地 | 株探ニュース)は嫌気された模様。

 米穀精米袋や米穀用自動計量包装機などの販売を行う主力の包装関連事業では、巣ごもり需要増加を背景に家庭用向け販売は堅調だったものの、外食店の需要減により業務用向けが減少。

引用:のむら産業が大幅安、21年11月~22年1月期決算の進捗遅れを懸念 | 株探ニュース

自社株消却や上方修正等の材料受け、チャートは上値志向

同社は今年3月22日の大引け後、材料(2022/03/22 適時開示 自己株式の消却に関するお知らせ)を発表。

<7131> のむら産業 878 +31
大幅に続伸。自社株15万4675株を消却すると発表している。消却前の発行済株式総数に対する割合は10.00%で、消却予定日は3月31日。消却で株式価値が向上するとの見方から株主還元策として好感されている。また、2月24日に上場来安値(817円)を記録した後は同水準近辺での株価推移が続いており、自律反発に期待する向きも買いを入れているとみられる。

引用:新興市場銘柄ダイジェスト:Tホライゾン、レナサイエンスは大幅に反発 | 株探ニュース

続く6月3日の後場13時、今度は(のむら産業【7131】、上期経常を39%上方修正 | 株探ニュース)を発表。

 新型コロナウイルス感染症の拡大によりまん延防止等重点措置が行われ、巣ごもり需要などにより家庭用向け販売が堅調に推移したことに加えて、業務用向け販売も外食店の一部で回復傾向がみられたことなどが要因。また、素材・部品などの仕入価格高騰の影響を抑えるべくコストダウンに努めたことや、経費削減を推し進めたことなども寄与した。

引用:のむら産業が後場急伸、家庭用向け販売堅調で上期業績は計画上振れで着地 | 株探ニュース

更に同月24日の大引け後、自社株買い(2022/06/24 適時開示 自己株式取得及び自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付けに関するお知らせ)を発表。

資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に応じた機動的な資本政策を遂行することが目的という。

引用:のむら産業が6日続伸、8万株を上限とする自社株をToSTNeT-3で取得へ | 株探ニュース

今後の株価推移については、今日前場の終値1,085円は時価総額15.1億円で発行済株式数およそ139万且つ配当利回り3.41、日足は今年2月24日につけた上場来安値817円でボトム確認から目下去年以来の1,000円台復帰、週足月足共に上場来の大陽線形成中、直近で上方修正や自社株買いとポジティブ材料連発等、歩みは緩やかなれどいずれ初値1,113円奪還から上場来1,125円を高猫して公開価格1,210円を目指す展開に期待出来るかも知れない。

無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。

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