最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。
今回は、アルファクス・フード・システム(アルファクス) (3814)について簡易的に考察して株価動向を予想したい。
3年前に株価2,000円超えも、目下400円割れの超絶大暴落
アルファクス・フード・システム(アルファクス) (3814)は現在東証グロース市場に属し、銘柄の概要は下記の通り。
注文システム、配膳ロボットなど外食向けASPサービス提供。セルフレジを推進。
この銘柄はチャート(アルファクス・フード・システム(アルファクス)【3814】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を見れば分かるが、3年前には株価が2,000円をつけていたが現在は400円以下に大暴落している。
上期業績の悪化に伴い、通期の最終損益も従来予想の1億7800万円の黒字→8200万円の黒字(前期は2億7200万円の赤字)に53.9%下方修正した。
直近3ヵ月の実績である1-3月期(2Q)の最終損益は1億3200万円の赤字(前年同期は2100万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の3.6%→-43.2%に急悪化した。
現在MSワラント中も、不定期に材料を出しては短期で大幅上昇の傾向
現在はMSワラント(アルファクス【3814】2022年08月01日 開示情報 - 行使価額修正条項付第4回新株予約権の月間行使状況に関するお知らせ)中だが、不定期に材料を出して短期で大幅上昇する傾向が有る。
対 象 月 の 月 末 時 点 に お け る
未 行 使 の 新 株 予 約 権 の 数 3,475 個引用:アルファクス【3814】2022年08月01日 開示情報 - 行使価額修正条項付第4回新株予約権の月間行使状況に関するお知らせ
アルファクス・フード・システム<3814>=一時ストップ高。きょう午後1時ごろ、フードサービス業向け勤怠集計管理システム「Timely(タイムリー)」のグローバル版(多言語対応)をリリースしたと発表。あわせて、FOOD & LIFE COMPANIES<3563>が運営する回転すしチェーン「スシロー」への導入を進めていくことを明らかにしており、今後の業容拡大を期待した買いが入っているようだ。同グローバル版製品に関して、F&LCは既に昨年10月に中国語版を導入し、実証テスト運用を経て本格導入を開始しているという。アルファクスでは、今後スシローの海外各店舗においてもグローバル版の導入を予定しているという。
すかいらーくホールディングス<3197>傘下の和食レストラン「夢庵」にテーブルオーダーシステムを納入したことのある同社に思惑的な買いが入っているようだ。
一時前日比20.9%高の451円まで買われた。
中略
今回の関東出店によってDX化の認知を広げることで全国にFC加盟店の加速化が進み、同業界のDX化モデル店として見学してもらうことで、同社システムサービスの導入が飛躍的に伸長することが期待できるとしている。
アルファクス<3814> 363 -5
「『CAFE OASIS』に配膳AIロボットα8号機導入決定」との発表で一時急伸。
今後の株価推移については、今日の終値365円は時価総額11億円で発行済株式数およそ300万、日足は360円処でトリプルボトム形成の様相、それより下は20年4月の302円、目下MSワラント中だが時折出す材料に対する感度は良好且つ3年前には株価が2,000円をつけていた等、メディアリンクス(メディリン) (6659)(メディアリンクス(メディリン) (6659)の株価は今後どうなるか【2022年8月4日(木)】)同様に常時監視して動いた際にパッと乗車(買い付け)しパッと下車(売却)するか安い所で仕込んで噴いたら利喰いが狙えそうな銘柄だろう。
無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。