最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。
今回は、ペットゴー (7140)について簡易的に考察して株価動向を予想したい。
初値は公開価格の2倍以上も、その後上場来高値から1/2以下に大暴落
ペットゴー (7140)は2022年4月28日(木)、東証マグロース市場に新規上場(IPO)した。銘柄の概要は下記の通り。
電子商取引(EC)を主としたペットのヘルスケア事業を手掛ける。
公開価格は550円、初値は1,295円、上場来高値は1,448円、上場来安値は676円。
きょう東証グロース市場に新規上場したペットゴー<7140>は、午後1時45分に公開価格550円の2.4倍にあたる1295円で初値をつけた。1時51分には1448円に上昇したが、その後はストップ安の995円に急落。その後は安値圏で推移し、結局995円で引けた。
<7140> ペットゴー 955 -
公開価格(550円)の2.4倍となる1295円で初値を付けた。会社設立は04年11月17日。Eコマースを主としたペットヘルスケア事業が柱。22年3月期の営業利益予想は前期比64.4%増の1.64億円。食事療法食や動物用医薬品のD2Cブランド商品を主力商品に育てるため、重点的に販売促進を行うことから成長率を高く設定している。第3四半期累計の実績は1.19億円だった。
700円付近で底打ち寂聴、今日は前場の材料を手掛かりに1ヶ月振り800円復帰
同社は今日の前場中、材料(ペットゴー【7140】2022年07月19日 開示情報 - 自社ECサイト登録会員数50万人突破のお知らせ)を豆乳。すると株価は一時810円迄買われ、800円で前場の取引を終えた。
自社ECサイトで展開するサブスクコマース(定期購入)やスマートフォンアプリの利用者数拡大が登録会員数の拡大に寄与したという。
尚、5月には最新決算(ペットゴー【7140】、今期経常は8%増で3期連続最高益更新へ | 株探ニュース)を発表している。
今後の株価推移については、今日前引け時点の株価800円は時価総額14.7億円且つ発行済株式数184万株と吹けば飛ぶ様な軽量感、5月の676円から底打ち寂聴の気配、最新決算は3期連続最高益更新等、IPOセカンダリでは公開価格550円から一時2倍超えの実績等、今後の展開次第では手始めに1,000円復帰から初値1,295円奪還、更には上場来高値1,448円の高猫シナリオを夢想するのは少しばかり欲張り過ぎだろうか。
無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。