最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。
今回は、リード (6982)について簡易的に考察して株価動向を予想したい。
主な取引先はSUBARU (7270)、2年前に1ヶ月で5.8倍化の超絶大化け達成
リード (6982)は現在東証スタンダード市場に所属し、銘柄の概要は下記の通り。
SUBARU向け車両部品が主体。シャーシ、バンパー、スポイラーなど。樹脂塗装に強み。
この銘柄の主な取引先は、株式会社SUBARU等。
主な取引先
株式会社SUBARU
(株)SUBARU関連グループ会社
河西工業株式会社
協和電気化学株式会社
新栄工業株式会社
角田無線電機株式会社
全国警察局
文部科学省
岡本無線電機株式会社
日立電子サービス株式会社
株式会社日立国際電気
株式会社YDKテクノロジーズ
株式会社オーイズミ
パナソニック株式会社引用:LEAD 株式会社リード
尚、2020年11月には安値340円から翌12月1日のYH1976円迄、5日連続ストップ高を交えて1ヶ月でおよそ5.8倍化の短期大化け相場を形成した実績が有る。
<6982> リード 429 +80ストップ高。一部報道では、自動車用外装部品において、熱に伴う収縮変化を防ぐアニール処理を行わず品質を維持できる技術を確立したと伝わっている。材料メーカーと開発した収縮変化に強い材料を用いることで、アニール処理の工程を短縮し、部品費を15-30%削減できるようだ。来年度中にも適用部品の量産を開始する予定とされており、業績寄与への期待が先行する状況とみられる。
リード6982 609 +100
アニール処理不要の技術確立を引き続き材料視。
寄らずのストップ高磔獄門の刑2連荘後、制限値幅4倍界王拳が適用された翌日もストップ高。
リード<6982> 1009 +400
アニール処理不要の技術確立を引き続き材料視。
リード<6982> 1309 +300
アニール処理不要の技術確立を引き続き材料視。引用:前日に動いた銘柄 part2 リード、松尾電機、Abalanceなど(IDOM) 2020年11月30日[フィスコ] - みんかぶ(旧みんなの株式)
アニールレス特許技術取得で2日連続ストップ高、2年前の相場再現を期待出来るか
同社は先週15日の木曜日、新規の材料(アニールレス技術の特許取得のお知らせ)を発表。すると、前日終値523円だった株価は特GU533円で寄り付き、前場中にストップ高623円をつけるとそのまま大引け迄寄らず取引終了。
開けて16日も特別買い気配スタートから9時15分に大幅窓開けGU683円で寄り付くと、17秒程で連買いになって終日寄らずストップ高723円比例配分で値が付いて引けた。
<6982> リード 623 +100
ストップ高。21年4月に特許出願を行っていたアニールレス技術の特許権を取得したと本日発表しており、材料視されている。同技術は熱処理工程を必要とせず、CO2排出量の削減に寄与し、環境に配慮した工程を実現するもの。コスト削減と生産性の向上も図れるとしている。同特許出願時にも株価は急騰、一時1412円まで買われる動きとなっていた。
リード<6982> 723 +100
アニールレス技術の特許権取得を引き続き材料視。
尚、今年1月には同じくアニールレス技術ネタで連続ストップ高を達成している。
<6982> リード 653 +100
ストップ高。アニールレス技術により製品化した樹脂製品の量産を開始したと本日発表、買い材料視される展開になっている。SUBARUが発売を開始しているWRX S4全車に採用され、国内のみならず北米を始めとした主要各国にも輸出されるもよう。CO2排出削減にも寄与する製品であり、実績の積み上げによる中期的な業容拡大につながるとの期待感が高まっているようだ。
リード<6982> 753+100
アニールレス技術用いた製品の量産化を引き続き材料視。
将来的な拡大について言及されている。
岩崎元治社長は「アニールレスの部品で実績ができれば他の車種や部品にも展開し、コスト競争力を高めていきたい」と、アニールレスの拡大も検討していく考えだ。
引用:スバル系の実力サプライヤー、外装部品納入の決め手になった新技術がスゴい!|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社2020年11月22日
一方通期では半導体需給の一部改善に加え、アニールレス技術を活用したTier1受注部品等の量産も複数開始予定であり、売上高4,630百万円、営業利益40百万円、経常利益55百万円、当期純利益45百万円を見込んでおります。
引用:2021年3月期決算短信
今後の株価推移については、先週金曜日の終値723円は時価総額19億円で発行済株式数およそ263万、日足は目下ストップ高磔獄門の刑2連荘、週足は912円を上限とする一目均衡表の雲に凸乳、月足の次の節目は今年1月23日につけたYH903円、2020年11月には5日連続ストップ高を交えて1ヶ月でおよそ5.8倍化の短期大化け相場を形成した実績、件のアニールレス技術により製品化した樹脂製品は既に量産開始されて時価総額1兆9,426億円を誇るSUBARU (7270)のWRX S4全車に採用済み且つ今後も拡大予定、そうなると他のスバル車種及び別な自動車メーカー等に採用される以外にもともすればその特許技術を買われてワンチャン何処ぞの大企業にTOB等される思惑も当然に連想される等を踏まえれば、時間軸は不明だがPBR1倍付近の936円を突破して更に大幅高を望めるポテンシャルを内包した夢に満ち溢れた銘柄と期待出来るのでなかろうか。
無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。