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人生

孤独な日々が続くと、人間は一体どうなるのか

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もうどの位になるだろう、他人と碌(ろく)に挨拶したり雑談したり食事をしたりしていないのは。今回、数年程孤独が続いてる俺の身に起きている自覚症状を残しておきたい。断っておくが、決して自ら好んで人体実験をしている訳では無く、結果としてその様な状態になっているのが実情なのだ。

言葉が出てこない

長らく他人と真っ当に会話をしていない弊害か、即座に言葉が出てこないのである。この場合の「言葉」とは、単語や言い回しを指す。喉先まで出かかっている状態で、しばらくして思い出す事もあれば、何を言いたかった忘れてしまう事もある。

また、時たま無意識に独り言こそブツブツ発しているが、適正な音量が出しづらい感はある。声帯や喉の筋肉が退化しつつあるのだろうか。

これらの点を踏まえれば、もし他者と会話する機会が発生した場合、しどろもどろに狼狽し、やり取りが成立しないかも知れない。こういう状態を、「コミュニケーション障害(コミュ障)」と言うのだろうか。音量は別としても、語彙や思考能力の衰退を避けるべく、精力的にツイッターで意見や感想を述べたり、集中してブログを執筆する等して脳を意図的に刺激し、少しでも劣化防止に努めたい。

不意に病む

これは、主に夜自宅に居る時が多いが、独りで自宅とスーパー間を歩いている時等にもある。何の前兆も無く気が滅入ったり、漠然とした不安を覚えたり、寂寥感(せきりょうかん)に襲われたり、また、胸が締め付けられる様な感覚に陥る等。一度こうなると、しばらくボケーと虚ろになりながら溜息をつくなり、ツイッターをぼんやり眺めるなり、ユーチューブを当てもなく徘徊する等して、時間が経つに従い落ち着くのを待つ。また、今の所、一晩ぐっすり眠れれば大抵翌朝にはすっきりしている。

因みに、孤独が人体・健康に与える悪影響についての研究結果も色々あるらしい。リンク先を読んだが、成る程、思い当たる節がある。

権威ある多くの研究が、孤独がうつ病や、心臓病や認知症などを含む精神的・肉体的な病気のリスクを高めると結論付けている。アメリカでは、孤独のリスクは〈1〉1日にタバコ15本を吸うことに匹敵する〈2〉アルコール中毒であることに匹敵する〈3〉運動をしないことよりも高い〈4〉肥満の2倍高い――という研究結果もある。

 それだけではない。「孤独は冠動脈性の心疾患リスクを29%上げ、心臓発作のリスクを32%上昇させる」「孤独度が高い人がアルツハイマーになるリスクは、低い人の2.1倍」「社会的なつながりを持つ人は、持たない人に比べて、早期死亡リスクが50%低下する」など、健康への負の影響を示す研究結果が欧米で次々と発表されている。

出典:「さみしい男性」要注意、孤独は健康リスク : 深読みチャンネル : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) 2/4

このままだと、どうなりそうか

分からない。このまま何の変化もないまま日々が過ぎていくのかも知れない。或いは、ある日突然、堰(せき)を切ったように決壊し、何かとんでもない、深刻な事態になるかも知れない。それこそ、「神のみぞ知る」領域だろう。

何れにせよ、日々粛々と可能な限り生きていく他あるまい。それもまた、人生なのだから。「生きている、ただそれだけで、儲けもの」とでも己に言い聞かせ、闇よりも光に意識を向けたいものである。

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