最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。
今回は、ラキール （4074）について簡易的に考察して株価動向を予想したい。
公開価格から約2.5倍化達成も、その後1/3程に大暴落
ラキール （4074）は2021年7月16日(金)、東証マザーズ市場に新規上場（IPO）した。現在は東証グロース市場に属し、銘柄の概要は下記の通り。
独立系、企業向け基盤システム「LaKeelDX」開発・販売。データ連携・再利用等。
公開価格は1,400円、初値は2,480円、上場来高値は3,440円、上場来安値は1,187円。
同社は、企業の業務アプリケーションの開発や運用を支援する独自のプロダクトサービス「ＬａＫｅｅｌ ＤＸ」の展開が主な事業で、初値形成後もＤＸのテーマ性に注目した買いが入り、
セカンダリーでも人気が続き、ザラ場ベースで３４４０円の高値まで買われる人気となった
引用：＜みんかぶ・個人投資家の予想から＞＝「買い予想数上昇」１位にラキール | 株探ニュース2021年07月20日12時50分
営業利益は３億４７００万円となり、通期計画４億２００万円に対する進捗率は８６．３％に達した。
引用：ラキールはＳ高、通期計画に対する第３四半期営業益の高進捗を好感 | 株探ニュース2021年11月11日13時53分
ラキール<4074>＝後場上げ幅拡大。午後１時ごろ、ビジネスチャットツール「ＬａＫｅｅｌ Ｍｅｓｓｅｎｇｅｒ」を松屋フーズホールディングス<9887>が導入したと発表しており、これが好材料視されている。松屋フーズＨＤは情報共有基盤としてグループウェアなどのシステムを活用していたが、本部から全店舗・全社員へ重要情報をトップダウンする際のスピード遅延や全店舗・全社員からの問題提起・好事例情報をボトムアップするツール不足などの課題を解消するために、ビジネスチャットツールを導入したという。なお、松屋フーズＨＤからは導入後、「期間限定メニューの作り方や販促ポスター掲示方法の共有など、本部から店舗へのトップダウンをチャットで実施。情報共有のスピードアップが図れた」「アンケート機能で迅速なボトムアップが可能となり、問題の早期発見・社内データの蓄積が図れた」などの評価を得たとしている。
引用：＜動意株・１７日＞（大引け）＝リバーエレク、ラキール、ＧＦＡなど（その１） | 株探ニュース2021年11月17日15時07分
ラキール<4074>＝急反騰。２４日、福田組<1899>が今まで以上に勤怠状況をタイムリーに可視化し、働き方改革を推進するための人財データ分析基盤として「ＬａＫｅｅｌ ＢＩ」の導入を決定したと発表しており、これを好感する買いが入っている。福田組は勤怠状況の可視化、建設現場の週休２日、長時間労働の是正といった課題解決に向けて、勤怠状況を可視化し分析するツールとして人事データ分析テンプレートの豊富な実績を評価し、「ＬａＫｅｅｌ ＢＩ」ｆｏｒ Ｐｅｏｐｌｅ Ａｎａｌｙｔｉｃｓを採用したとしている。
引用：＜動意株・２５日＞（大引け）＝ＧＲＣＳ、ラキール、カーチスＨＤなど | 株探ニュース2021年11月25日15時06分
<4074> ラキール 1890 +169
急騰。同社は17日、トレードワルツからデジタルビジネスプラットフォーム「LaKeel DX」を受注したと発表している。トレードワルツはNTTデータ<9613>を筆頭に、三菱商事<8058>、豊田通商<8015>、など日系大手10社の共同出資で設立され、ブロックチェーン技術を活用して貿易業務の完全電子化による「貿易DX」の実現を推進している。貿易業務を完全電子化するために、ブロックチェーン基盤とアプリケーション層を柔軟に連携させることが必須で、アプリケーション層に、疎結合のアーキテクチャで柔軟性が高く、アジャイル開発に向いている同社製品が採用された。これを材料視した買いが広がっている。引用：新興市場銘柄ダイジェスト:ラキールは急騰、ジーダットがストップ高 | 株探ニュース2022年02月18日15時28分
ユーザー企業はLaKeel DXを活用することでアマゾン、マイクロソフト、グーグルなど大手クラウド事業者が提供する、主にサーバー運用のためのクラウドプラットフォーム上でアプリケーションの開発・運用を行えるようになるという。
引用：【買い】ラキール（4074）◆ゴールドリサーチ投資顧問 伊東聡◆ 投稿日時： 2022/04/28 16:13[伊東聡] - みんかぶ（旧みんなの株式）
上場来安値圏から京セラ （6971）ネタで急反発、IPO直後の人気取り戻せるか
同社は昨日の大引け後、時価総額2兆8,117億円を誇る京セラ （6971）ネタ（京セラが「LaKeel Online Media Service」を採用 | ニュース | News/Event | 株式会社ラキール2022/10/17）を開示。すると、今日の株価は前日終値1,198円に対して大幅窓開けGU始値1,235円で寄り付き、一時1,450円迄買われて終値1,314円で引けている。
京セラは鹿児島国分工場で働く約５０００人を対象に、労働安全衛生教育ツールとして同サービスを採用し、１１月から本格的に運用を開始する予定。今後は同サービスの活用を通して、更なる教育機会の創出と高い教育効果を実現し、相互啓発のできる職場、安全文化が醸成された職場を目指すという。
更に今日の引け後、追加のブースト燃料として時価総額1兆405億円を誇る楽天グループ （4755）関連ネタ（ラキール、楽天保険グループのデータマーケティングをサポート「LaKeel DX」を含むラキールの3製品を提供 | ニュース | News/Event | 株式会社ラキール2022/10/18）を矢継ぎ早に豆乳。
ラキールは、この技術で特許を取得し、システム開発の大きな技術的変革を実現します。
引用：ラキール、楽天保険グループのデータマーケティングをサポート｜株式会社ラキールのプレスリリース2022年10月18日 15時00分
今後の株価推移については、今日の終値1,314円は時価総額100億円で発行済株式数およそ762万、日足は今月13日につけた上場来安値1,187円で底打寂聴から今日は大幅窓開けGUで一時20%超えのリバ鳥麗子、週足は一目均衡表の転換線1,430円にタッチ、月足は絶賛下降気味だが取り敢えず今の所陽線を形成中、新規に時価総額2兆8,117億円を誇る京セラ （6971）及び同1兆405億円を誇る楽天グループ （4755）関連ネタ、大手採用ネタではＵｎｉｐｏｓ （6550）（Ｕｎｉｐｏｓ（ユニポス） （6550）の株価は今後どうなるか【2022年10月2日（日）】）が上場来安値圏から短期2倍の前例、IPO直後は人気化して公開価格から約2.5倍化達成の実績等、当面は含み損のシコリ玉に依る戻り売りが懸念されるが行く行く公開価格1,400円突破から初値2,480円奪還の夢を見るべく仕込んでガチホもあながち愚策とは決して嘲笑出来まい。
無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。