最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。
今回は、AMGホールディングス(AMGHD) (8891)について簡易的に考察して株価動向を予想したい。
エムジーホームが商号変更、過去に何度か倍化相場達成
AMGホールディングス(AMGHD) (8891)は現在東証スタンダード市場に属し、銘柄の概要は下記の通り。
愛知・岐阜地盤のディベロッパー中堅。マンション、注文住宅・分譲展開。VTHD子会社。
この銘柄は、前身のエムジーホームが2021年4月に商号変更した。
当社の現在の商号である株式会社エムジーホームは、会社分割後の承継会社において、マンション分譲をメインとした事業会社に承継させ、投資会社として継続する当社は、持株会社としての性格をより明確にするため、AMGホールディングス株式会社と商号変更することにいたしました。(AMGの由来は、今後ホールディングス運営の中心となる、株式会社エムジーホームと当社子会社であ
る株式会社アーキッシュギャラリー(Archish Gallery)の2社の商号を掛け合わせた造語であります。)
(2)新商号
AMGホールディングス株式会社
(英文表記:AMG HOLDINGS CO.,LTD)
(3)変更予定日
2021 年4月1日
株価については、チャート(AMGホールディングス(AMGHD)【8891】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を見れば分かるが、過去に何度か倍化達成している。
マーケティングを徹底し、適正価格でマンションを販売したほか、建築コストの見直しによる原価低減で採算が大きく改善した。また、販売期間の短縮による経費削減も利益上振れの要因となった。
<8891> エムジーホーム 618 +100
ストップ高。TAKIHOUSEの株式取得、連結子会社化に伴い、業績修正を先週末に発表した。通期営業利益は従来予想の6.9億円から7.1億円に、負ののれんを特別利益に計上することで最終利益は4.6億円から15.9億円に大幅に増額した。あくまで一過性とはいえ、高水準の最終利益予想を好材料視する動きが先行。また、第1四半期は赤字に転落していたことで、営業益の上方修正も過度な警戒感の後退につながった。
エムジーホーム<8891> 718 +100
新規連結化による業績上方修正で前日から急伸。
エムジーホーム<8891> 868+150
業績上方修正以降は連日の急伸。
子会社化ネタからストップ高交えて2日で約1.5倍化、その後の最新決算は増益通貨
同社は今月8日の後場13時に材料(株式の取得(子会社化)及び特定子会社の異動に関するお知らせ)を豆乳。すると、900円付近だった株価は出来高を伴って急騰から終値はストップ高磔獄門の刑1,055円で引け。明けて翌日も窓開けGU1,080円で寄り付くと、売り買い交錯しながら1,348円で引けてYH高猫、都合2日で短期1.5倍程の上昇を達成した。
5.取得価額
①本件株式取得価額(概算額) 2,672 百万円
②取得関連費用等(概算額) 31 百万円
③合計(概算額) 2,703 百万円中略
〔参考〕
川﨑ハウジング及び川﨑ハウジング中部を単純合算した経営成績及び財政状況
決 算 期 2019 年9月期 2020 年9月期 2021 年9月期(注)
純 資 産 3,423 百万円 3,673 百万円 4,015 百万円
総 資 産 9,968 百万円 9,566 百万円 9,751 百万円
売 上 高 7,930 百万円 7,416 百万円 8,552 百万円
営業利 益 232 百万円 366 百万円 572 百万円
経常利 益 192 百万円 376 百万円 519 百万円
当期純利 益 116 百万円 250 百万円 341 百万円
(注)2021 年9月期の経営成績及び財政状態は、吸収合併後の金額であります。
両社を買収することで、今後戸建分譲棟数を増加させ、売り上げ規模の拡大及び利益の増加を図ることが目的という。また、川崎ハウジングが構築している協力会社との強固な関係性や短期施工に関するノウハウが、グループの企業価値の増大や事業規模の拡大に寄与すると見込む。
社名 株式会社川﨑ホールディングス 事業所 熊本本社、中部支社 関連会社 株式会社川﨑ハウジング
株式会社川﨑ファイネクスト
株式会社ハウメンテ
株式会社川﨑商事設立年月日 平成26年7月1日 資本金 9,900万円 代表者 代表取締役会長 川﨑昌美
代表取締役社長 若林和彦事業内容 新築建売住宅事業、リフォーム事業、不動産売買事業
エコ事業、メンテンナンス事業、各社の管理業務全体に関するサポート引用:川﨑ホールディングス
AMGHD<8891> 1348 +293
川崎ハウジングの買収を引き続き材料視。
尚、一昨日9日の大引け後には決算(AMGホールディングス【8891】、4-6月期(1Q)経常は59%増益で着地、未定だった上期配当は無配継続 | 株探ニュース)を発表している。
今後の株価推移については、昨日の終値1,283円は時価総額37.3億円で発行済株式数およそ290万、川﨑ハウジング及びハウメンテの子会社化に依るシナジー効果の期待からか日々の出来高が1,000に満たない日も有る銘柄が一昨日は22万超えの大商いで去年のYH1,220円高猫、日足は870円付近でボトム確認、週足は1,300円を抜ければ次の節目は18年1月につけた1,540円、そこすら突破するならば月足の節目は2007年9月以来の2,000円、PBR1倍はおよそ2,332円、配当利回りは2.34%で株価が下がれば上昇、上場来高値は2006年1月につけた3,936円等を鑑みれば、道中で乱高下するかも知れないが時が経って気が付いた時には初動から2倍3倍になっていた、と言う未来も十二分に想定される。
無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。