最初に断っておくが、当記事は銘柄の株価が今後上昇する事を保証したり、買い推奨したりする性質のものではない。あくまで現状の材料に基づいた個人の私見であり、当記事を参考にして株式売買をした結果として損失が発生しても一切保証出来ない事は留意されたい。
今回は、ピアズ (7066)について簡易的に考察して株価動向を予想したい。
逆テンバガー達成、今年は上場来安猫から5倍リバの大相場
ピアズ (7066)は2019年6月20日(木)、東証マザーズ市場に新規上場(IPO)した。現在東証グロース市場に属しており、銘柄の概要は下記の通り。
通信キャリアの販売代理店を中心とした研修コンサル。新商品、企画、運営アプリも。
公開価格は3,620円、初値は2,750円、上場来高値は3,250円、上場来安値は313円。この銘柄はチャート(ピアズ【7066】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん))を見れば分かるが、今年2月24日に上場来安値を一時313円迄安猫した後、4月14日にはYHを一時1,622円迄高猫した。
<7066> ピアズ 406 +80
ストップ高。子会社の2Links(東京都港区)が運営する個室サービス「RemoteworkBOX」が、公衆個室ブース稼働台数のシェアNo.1を獲得したと発表している。日本マーケティングリサーチ機構による調査で、対象主要4サービスの中で33.8%を占めた。2Linksは全国で294台の個室ワークブースを設置・運営しており、他のサービスとの連携も視野に9月までに1都3県を中心に1000台の設置を目指すとしている。
<7066> ピアズ 651 +100
ストップ高を付け、年初来高値を更新した。子会社のXERO(東京都港区)が次世代型クラウドサービス「ZEROレジ」の新機能として、デリバリープラットフォーム一元管理システム「ZEROデリバリー」の提供を開始すると発表している。同システムは、フードデリバリーサービスをタブレット1台で一元管理できる。複数の注文受付を一括できるほか、データ分析やメニューの一元管理機能を備えているという。
<7066> ピアズ 751 +100
ストップ高。6日の取引時間中に子会社がデリバリープラットフォームの一元管理システムの提供を開始すると発表し、引き続き買い材料視されている。1台のタブレット端末で注文導線の統合やメニューの一元管理、売上の自動集計などが可能で、管理負担を軽減できるとしている。新型コロナウイルス禍以降もフードデリバリーの市場規模は拡大傾向が続くとの見方から、買いが膨らんでいるようだ。
<7066> ピアズ 1263 +362
年初来高値。東証が11日から制限値幅の上限を600円に拡大したと発表している。下限は通常通り150円。基準値段は901円となった。ピアズは6日にデリバリープラットフォームの一元管理システムの提供を開始すると発表し、買いが殺到している。フードデリバリーの市場規模は拡大傾向にあると見込まれており、効率化に資するシステムの需要が高まるとの期待から投資資金の流入が続いているようだ。
<7066> ピアズ 1376 +300
ストップ高。ソフトウェア企画・開発のイーフロンティア(東京都港区)の発行済株式総数の99.93%をクシム<2345>から取得し、連結子会社化すると発表している。取得株数は2000万4011株で、取得価額は1.75億円。イーフロンティアの持つ3Dグラフィック技術やAR・VR関連分野でのチャネルなどを利活用し、メタバース領域などへの事業展開の足掛かりとする狙い。
700円割れで調整完了の様相、豊富なネタ攻勢で1,000円復帰狙えるか
同社は今日の11時、新規の材料(ピアズ【7066】2022年08月02日 開示情報 - XR・メタバースイベント提供開始のお知らせ)を発表。すると、それ迄840円付近だった株価は即座に反応、特別買い気配を挟み一時924円迄買われて前場は866円で引けている。
- XR・メタバースイベント提供開始の背景
近年のVR技術・PC性能・通信技術の向上に伴い、メタバース市場は著しい成長を遂げており、今後のさらなる成長が期待されています。ビジネス領域においても、様々なメタバースの活用方法が検討されており、その中でも「イベント」において活用されるケースが増えてきております。
ピアズ<7066>が一時、前日比72円(8.5%)高の924円に上昇した。
今後の株価推移については、今日の前場終値866円は時価総額41.1億円で発行済株式数475万程、日足は800円を意識で一目均衡表の雲内に滞在、週足の基準線は967円、月足は三角持ち合いから6ヶ月移動平均線が24ヶ月線を上抜け場面、今年は上場来安値313円から2ヶ月で都合5倍リバ達成と騰げ足の早さと爆発力は実証済み、不定期に材料を出す性質等、これからの展開次第では株価1,000円奪取を通過点に上手くすればYH1,622円高猫も十二分に期待出来そうな期待を自然と抱かせられてしまう。
無論、今後突如として何らかの悪材料が出現したり地政学リスク等に見舞われて株価暴落が起こらない保証は一切無い点は言うに及ばない。