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過去回顧

彼女いない歴=年齢の中年男性は、今まで一体何をしてきたのか

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俺は生来、特定の彼女がいた経験が無い。しかし、女性嫌いとか無関心という訳では無く、むしろ好きな方だった。また、指を咥えて傍観していた訳でも無い。

では、何故誰とも交際に発展しなかったか。そして、何か打ち手は無かったか。記憶の断片を手繰り、ざっと過去を振り返ってみよう。

中学生時代の失恋

中学1年生の時分、同じクラスの女子を好きになり、えいやと告白した。相手とは結構話し、その際は俺をじっと見たり笑ってくれる事もままあり、これは行けると勝手に解釈していた。だが、結果は駄目、つまりフラれた。

以来、すっかり臆病になってしまった。女子と付き合いたい、でも前の様に拒絶されたらどうしよう。結果、女子との会話は愚か、挨拶や目を合わせる事すらまともに出来なくなっていた。仮に話したとて、変に緊張したり、向こうはこちらをどう思っているのだろう等とビクビクし、それ以上深い関係になる事は無かった。

この状態は、高校生活迄続いた。彼女獲得も当然出来ず、葛藤と自己嫌悪とフラストレーションが蓄積されていった。今でこそ、「ある程度の根拠無き自信とか、マインドが大事」を標榜しているものの、当時はその様な気付きとか発想は出来なかった。

行動を起こした社会人時代

このままでは精神的にも肉体的にも不味いと意を決し、就職してからは一転して積極的になる。当時、異性との接点はほぼ無いに等しかった。勤めていた運送会社は男ばかりの職場だし、女の子を紹介してくれる友達もいない。ならばどうするか。ナンパである。

女慣れなぞ全くしていなかったが、これも練習と割り切り、勇気を振り絞って手当たり次第に声をかけた。最初は無視され続けたが、声のかけ方を工夫する等試行錯誤し、次第に女の子と話せる様になり、自信がついていった。

色々な子と出逢う中、1人とファーストキスを、別な子と初体験も済ませた。行動が実を結んだのだ。ただ、連絡先を交換して後日一緒に遊んだり、一夜限りの関係には至れど、最終的にはいつも相手側の着信拒否や無視等で音信不通になり、誰かの彼氏になる事はついぞ叶わなかった。

理由を直接問い質していないので推察の域を出ないが、ナンパでの出逢いに気まずさとか後ろめたさを感じたとか、面倒になったとか、単純に俺の魅力が足りなかった為かも知れない。ファッションセンスを磨いたり、清潔感を意識したり、女の子をもっと理解しようとか、ひょっとすると何か出来たかも知れないが、今となっては後の祭りだ。

現在とこれから

壮年期も佳境を迎え、昔の様には積極的に女性を求める事は無くなった。スタンスとしては、もし良縁があって誰かと付き合ったり結婚出来たとしたら、それはそれでいい、しかし手に入れるのが困難なものにずっと執着しても仕方ない、という感じだ。自分なりには色々と頑張ったつもりなので、ある程度折り合いがつき、納得感もある。畢竟、自らに事態を打開・改善する力が足りなかったのだ。人生、諦めが肝心とも言う。現代は女性以外にも楽しみや生き甲斐になりそうな物事は溢れているので、慰みを他に見出し、自分なりに余生をマッタリぼちぼちやっていけばいい。

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