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ケーススタディ

空いている飲食店でわざわざ隣に座る人は、一体何なのか

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先日、下記のツイートを見かけた。断っておくが、この意見や発信者を否定したり攻撃したりしたい訳では無い。

俺も飲食店は利用するし、隣に見ず知らずの人間が来る事を積極的には望まない。今回取り上げた理由は、「想像力の観点から、ケーススタディに適している」、と考えたからである。

大体の行動には、意図がある

件のツイートについて、詳細は不明だが、内容から察するに、敢えて自分の隣に座らずとも済む状況の様だ。例えば、カウンター5席として右から順に番号を振ってみると、Aが1、自分が3に座っていた所、Bが2へ来た、となる。残りは4と5の2席のみだ。ここで、その後に2人組の客が来たとする。その場合、その2人は4と5に、間に第三者を挟まずに座れる事になる。もしBが2では無く5を選んでいたら、その2人組はそれぞれ2と4いずれかに座らざるを得ず、間に1人挟んで分断されてしまう。

真相は不明としても、このBがその様な状況を前もって考慮し、意図的に2の席を選んだ可能性はある。確かに、自分が来店した時点では席は空いている。だが、そこに複数客が来て自分がポツンと中途半端な位置に居ては迷惑か、という様な論理である。事実、当該店はツイートから違う様だが、席が空いていても意図的に席を詰めて座らせる店も存在する。

無論それ以外の理由、例えば入口から一番近いからとか、ひょっとしたら、見ず知らずの他人に囲まれるのが好きだから、等も捨て切れない。

極力、背景を想像してみる

場合によっては、理性よりも直情的に反応したくなる気持ちも分かる。だが、何事にも、事情や背景はある。まずは一呼吸置き、「何かあるのかも」と冷静になれれば、ストレスや行き違いも低減出来ると考える。そうなれば、日常の些末なトラブルもある程度は防止出来、ひいてはより豊かで充実した日々を送れる可能性も高まろう。日本人には、「察しの文化」が根付いているのだろうから、自らの意識を変えれば必ずしも難しい話では無い筈だ。

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